レア車なのに目撃例が多い? 意外な希少セダン3選
ある理由で見る機会が意外と多い激レアモデルとは
●三菱「ディグニティ/プラウディア」

三菱を代表するプレステージセダンといえば「デボネア」があります。初代デボネアは1964年に発売され、1986年までフルモデルチェンジされることなく22年間も販売された超ロングセラーで、販売台数は少ないながら「走るシーラカンス」として知名度はバツグンです。
また、デボネア以上に三菱の激レアセダンの頂点に君臨するのは、「ディグニティ」と「プラウディア」ではないでしょうか。
どちらも2000年に誕生し、ディグニティがロングホイールベースのリムジンで、プラウディアがショートホイールベースの高級パーソナルセダンという位置付けです。
この2車種の多くは三菱本社や関連会社の役員向けに販売され、一般のユーザーが購入したケースは非常に少なく、販売台数もごくわずかでした。
そのため、発売から1年ほどで生産を終了。2012年に復活して2代目がデビューしましたが、日産「シーマ」と「フーガ」のデザインを一部変更したOEM車に変わってしまいました。
路上で目撃することはほとんど無い初代ディグニティですが、宮家の公用車に採用されていることから、皇室行事の際や国賓の来日などがあるとテレビのニュース映像で映る機会が多く、激レアなモデルながら見たことがあるという人はかなり多いという稀有なクルマです。
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今回紹介したキザシが警察の捜査車両に多数採用された理由として、かなり安価な価格だったという噂があります。導入に際しての入札価格は明らかになっていませんが、おそらく真相はそのとおりでしょう。
一般的には知名度が低いキザシですが、クルマ好きにはレアモデルとして非常に有名です。
そのため、隠密行動をおこなう必要がある捜査車両ながら、クルマ好きには路上でとても目立つ存在であるため、本来の目的とは逆効果となってしまっているといえます。
Writer: くるまのニュース編集部
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