新型「キャシュカイ」は日産渾身の「ターボe-POWER」で武装!? 注目される特徴とは?
日産は2021年2月18日に欧州で新型「キャシュカイ」を発表しましたが、日本のユーザーはどんな特徴に注目しているのでしょうか。
新型キャシュカイはどんなサイズ感のSUV?
日産が2021年2月18日に欧州で発表した新型「キャシュカイ」に、日本のユーザーの間でも注目が集まっています。新型キャシュカイが注目される理由とは、いったい何でしょうか。
キャシュカイは、かつて日本では「デュアリス」という名前で販売されていたSUVです。日本ではモデルチェンジすることなく1代で販売を終了しましたが、海外市場ではフルモデルチェンジがおこなわれ、今回欧州で発表されたモデルは3代目です。
くるまのニュースでは2021年3月24日から26日にかけてSNS上でアンケートをおこない、海外で発表された日本メーカーの国内未発売車のなかで、SNSユーザーがどんなクルマに興味を持っているのかを調査しました。
その結果、新型キャシュカイは全回答のうち車種別で2位という結果となり、発表から1か月が経過したタイミングでも依然として注目を集めていることがわかりました。
新型キャシュカイのボディサイズは4425mm×全幅1838mm×全高1635mmで、日産が国内で販売するSUVと全長を比べると「キックス」(全長4290mm)より135mm長く、「エクストレイル」(全長4690mm)より265mm短いです。
また、他メーカーのSUVと比べるとスバル「XV」(全長4485mm)やトヨタ「C-HR」(全長4385-4390mm)、マツダ「CX-30」「MX-30」(ともに全長4395mm)と近いボディサイズです。
前出のアンケートのなかで、ある回答者は「新型キャシュカイは、サイズ的に売れ筋といえるSUVカテゴリへの、日産のひとつの回答といえると思います。日本市場にもし導入されたら、競合車にどう立ち向かうのかを見てみたいです」とコメントします。
また新型キャシュカイは、搭載されるパワートレインにも注目が集まっています。
2021年夏の発売時にはマイルドハイブリッド仕様のみの設定で登場しますが、後から欧州では初となる電動パワートレイン「e-POWER」仕様が追加される予定です。
e-POWER仕様の新型キャシュカイは、高出力が求められる欧州市場のニーズに応えるため、日産が世界で初めて開発した可変圧縮比エンジン「VCターボ」が組み合わされます。
SNSでは、環境性能と高出力を両立するこの“ターボe-POWER”に注目する投稿も見受けられます。
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近年はSUVに対するユーザーの関心の高まりが顕著で、トヨタもこれに応えるかのように国内だけで大小さまざまな7車種のSUVラインナップを展開しています。
新型キャシュカイが日本市場にもし登場したら、キックスとエクストレイルの間を埋めるSUVとして注目されるかもしれません。
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