ゲレンデでもポルシェに乗りたい! 半世紀前のものとは思えないモダンなスキーボブとは
コレクターズアイテムのスキーボブの気になる値段は
アロヴァ・ポルシェ212スノーボブの重量は、乗り手が履くスキーなど一式を含めて約14kgとなる。
効率的にボディの内部に収めてコンパクトにできるのは、当時のポルシェ「911」のトランクルームに合うように、ポルシェが設計したためとされている。
●アロヴァ・ポルシェ212スキーボブ
アロヴァ・ポルシェ212スキーボブは、アルミニウムフレームにポリウレタンフォームのボディ、そしてグラスファイバー製のスキー板から構成されている
当時のスキーボブは、ほとんどがガラス繊維強化ポリエチレンで製作されていたので、約14kgという重量は当時のスキーボブと比べるとやや重たいが、耐久性の面ではアロヴァ・ポルシェ212スキーボブは、ライバルに対して大きなアドバンテージを持っていたことになる。
また、実際に製作されたアロヴァ・ポルシェ212スキーボブは100台前後という記録が残っている。
当然のことながら、冬のシーズンに便利な、そして遊びを楽しめる道具としてハードに使用されたはずなので、現存数は非常に少ないはずだ。
参考までに当時生産されたモデルのカラーは、オレンジとブルーのみ。比率はブルーの方が若干多い。
この超レアなコレクターズアイテムが、オンラインのみの「OPEN ROADS, MARCH」に出品されている。予想最低落札価格は、2000−2500ドル(邦貨換算約22万−27万円)。
今から50年前にポルシェが生み出したスキーボブ。実際に現代の911のトランクルームに収めてみるのも悪くない。
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