ガチ最速仕様のトヨタ「ハイエース」登場! 本格カスタムパーツ装着で超進化 4月実戦投入へ
トヨタの商用車「ハイエース」が、2021年の全日本ラリーやTOYOTA GAZOO Racing RALLY challengeに参戦します。参戦にあたり、どんな車両が開発されているのでしょうか。
TOYOTA GAZOO Racing RALLY challengeへの参戦も追加発表
トヨタの商用車として知られる「ハイエース」が、2021年4月上旬から全日本ラリーにスポット参戦します。ハイエースがモータースポーツ車両のベース車になるのは非常に珍しいといえますが、いったいどんなハイエースが誕生するのでしょうか。
今回、ハイエースで2021年の全日本ラリーに挑戦するチームは、丸徳商会とサンコーワークスが結成したチーム「CAST RACING」です。
サンコーワークスは200系ハイエース向け車検対応機能性パーツ「CAST」(キャスト)の開発・製造を手掛けており、丸徳商会はCASTの1次代理店として関わっていますが、今回CAST RACINGとしてチームを結成し、製品開発の実地検証を兼ねて全日本ラリーへのスポット参戦が決定しました。
全日本ラリーへの参戦クラスはJN-3クラスで、ドライバーはサンコーワークス代表 喜多見孝弘氏、コ・ドライバーは木原雅彦氏が務める車両「CAST RACING SANKO」と、ドライバーは国沢光宏氏、コ・ドライバーは槻島もも氏が務める車両「CAST RACING MARUTOKU」の2台体制で参戦します。
今後、4月9日から11日にかけて開催される第3戦「ツールド九州2021in唐津」を皮切りに、第5戦「RALLY丹後2021」(5月21日から23日)、第6戦「MONTRE2021」(6月11日から13日)、第9戦「RALLY HOKKAIDO」(9月10日から12日)へ参戦予定です。
また2021年3月4日には同年のTOYOTA GAZOO Racing RALLY challengeにも追加で参戦することが発表されました。
参加するイベントは第5戦「渋川 伊香保」(7月3日から4日)と第10戦「高岡 万葉」(10月9日から10日)で、車両は「CAST RACING MARUTOKU」、ドライバーは板倉麻美氏、コ・ドライバーは槻島もも氏が担当します。
CAST RACINGは今後の活動に向けて「ラリーファンの皆様、ハイエースファンの皆様の応援、よろしくお願いいたします」とコメントしています。
それではここで、ラリー用語に関するクイズです。
CAST RACINGのハイエースが初参戦する第3戦「ツールド九州2021in唐津」は閉鎖されている舗装された公道で開催されるイベントですが、ラリーにおいて舗装路のことを一般的に何と呼びますか。
【1】スペシャルステージ
【2】ターマック
【3】レッキ
※ ※ ※
正解は【2】の「ターマック」です。ターマックでは、未舗装路を意味する「グラベル」の路面よりも車高を下げたセッティングとするのが一般的です。
ほかの【1】と【3】もラリー用語で、「スペシャルステージ」は一般道を閉鎖してタイムアタック(競技)をおこなう区間を指し、「SS」と略されます。
「レッキ」は競技本番の前におこなうSSの下見走行を指します。レッキでコ・ドライバーはSSの状況をまとめた「ペースノート」を作成し、本番でドライバーに向けて読み上げます。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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