フェラーリからホンダまで! 女性が選ぶカーオブザイヤーのカテゴリーベスト9台が決定
女性だけのメンバーで構成されるウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーが選ぶ、カテゴリーベストカーが9台選出された。
ベスト ラグジュアリーにはレクサスが選出される!
ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(以下WWCOTY)が、9つカテゴリーのベストカーを発表した。この9台のなかから1台が、ベストカー・オブ・ザ・イヤーとして2021年3月8日の国際女性デーに発表される予定だ。
WWCOTYのベストカー・オブ・ザ・イヤーの発表の前に、カテゴリー別のベストカーを9台紹介しよう。
●ベスト アーバンカー:プジョー「208」
第41回目となる「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」のインポートカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたプジョー208。
日本では、「STYLE」「ALLURE」「GT」の3つのトリムで展開されており、車両価格(消費税込、以下同様)はそれぞれ、249万9000円、262万9000円、299万円からとなっている。
搭載されるエンジンは最高出力100ps/5500rpm、最大トルク205Nm/1750rpmを発揮する1.2リッター直列3気筒ターボとなる。
●ベスト ファミリーカー:シュコダ「オクタヴィア」
もともとチェコのメーカーであったシュコダは、現在VWグループの一員である。そのため、VWのプラットフォームを共用してクルマを生産している。
オクタヴィアは「ゴルフ」がベースとなっており、5ドアハッチバックとワゴンの2種類がラインナップされ、5ドアハッチバックの外観はセダンに見える点が特徴だ。
●ベスト ラグジュアリーカー:レクサス「LC500カブリオ」
2019年にコンセプトカーが登場したLC500カブリオは、日本では「LC500コンバーチブル」の名称で呼ばれている。
4968ccV型8気筒エンジンは、最高出力477ps・最大トルク540Nmを発揮。車両価格はジャスト1500万円。
三眼フルLEDヘッドランプやフルLEDリアコンビネーションランプなど、特徴あるデザインはコンバーチブルでも健在。全体的にエレガントなデザインは、男性的でも女性的でもないユニセックスな雰囲気を醸し出している点も、女性審査委員には好評価だったのかもしれない。
●ベスト スポーツカー:フェラーリ「F8スパイダー」
フェラーリの「458」や「488」の代では、クーペではなくスパイダーを運転するオーナーは、パートナーを助手席に乗せる場合が多いことをフェラーリがアナウンスしていたが、「F8」はむしろ女性がドライビングしても非常に似合うクルマである。
フェラーリサウンドを堪能するのなら、オープンの方がよりダイレクトに楽しめることは間違いない。また、458以降は誰でも気軽に気負うことなくドライビングできるようになっているが、F8はさらに洗練度が増している。
日本での車両価格は3657万円だが、快適装備のオプションやこだわりの仕様を選ぶと、軽く4000万円オーバーからとなる、
●ベスト EV:ホンダ「e」
2020年8月から日本でも発売がスタートされたホンダeの車両価格は、451万円。レトロフューチャーなデザインは、とくに欧州の古い都市景観にマッチするだろう。
一充電あたりの航続可能距離は、WLTCモードで283kmと、シティコミューターとしては十分すぎるほどの実力を備えている。
ダッシュボードには、5つのスクリーンを水平配置した世界初のワイドビジョンインストルメントパネルが採用されており、サイドカメラミラーシステムの映像も表示され、モビリティとしてだけでなくコネクティビティの優れた点も評価されたのではないだろうか。
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