なぜ新車買うなら年度末が良い? 決算セールで狙い目なのはどんな車種なのか
ポイントは「3月末までに登録(ナンバー取得)」が可能かどうかで決まる?
決算期セールについて、神奈川県のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。
「決算セールでは、車両本体価格から割り引きをするというよりも、付属品(オプション)値引きが大きいです。
また販売店の実績は、クルマが登録されたタイミングでカウントされるため、決算セールで購入する場合には、早めに購入の決断をして頂いたほうが良いです。
ただし、2020年発売された『ヤリスクロス』や『ハリアー』のような納期に時間がかかるクルマは、3月末までの登録が間に合わないため、決算セールの対象になりませんのでご注意下さい」
販売店スタッフが説明する「3月末までの登録」とはどのような意味なのでしょうか。
一般的に、新車購入後に公道を走行するには登録作業(ナンバープレート交付)の手続きが必要です。
これは、道路運送車両法に基づく手続きとなり、車庫証明書の提出、各種税金の納付などをおこない、検査登録をすることでナンバープレートの交付を受けます。
とくにメーカー系の販売店では登録したことで1台を販売したことになるため、あくまでも登録時期を基準にしてセール展開などがおこなわれるのです。
そのため、年度末だからと3月中頃以降に販売店に出向いても登録が月内に間に合わないことが多く、セール対象から外れることがあるといい、事前の確認が必要といえます。
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決算時期は通常時よりも値引きに加えお得な特典も付属するため、クルマを購入するには最適な時期といえるかもしれません。
3月末なんて保険も半端だし結局は無用な付属品をふっかけられた後の値引きで高い買い物を押し付けられるだけだ。
自分が欲しいグレードを検討して納期が年度末に間に合うなら商談すればよし、ワザワザ決算期を目的に商談すれば欲しくもないオマケが邪魔になるだけ。