まるで「人生の分かれ道?」SNSで話題の「3方向直進道路」行先もすべて違う珍しい分岐路が存在

全国各所にさまざまな分岐路が存在。そのなかで、高知県には世にも珍しい「3つの方向に分かれた道路」があったようです。衝撃的な光景とはどのようなものなのでしょうか。

人生の分岐点にも見える?3つの方向に分かれた道路がSNSで話題に。

 人生は選択の連続といいますが、それは実際の道にも当てはまるようです。
 
 実際に目の前の道路が「登る・下る・真っ直ぐ」という分岐路だった場合、どうすれば良いのでしょうか。

思わず人生の選択肢のように感じられる 世にも珍しい「3つの方向に分かれた道路」[しんぺー(@shxxxsh01)さん]
思わず人生の選択肢のように感じられる 世にも珍しい「3つの方向に分かれた道路」[しんぺー(@shxxxsh01)さん]

 世にも珍しい「3つの方向に分かれた道路」は、現在SNSで話題になっており、撮影されたのは高知県大川村の山間部にある「県道265号線」です。

 3つの方向に分かれた道路は珍しくありませんが、右の道が上り、中央は直進、左側が下り、加えて3つとも直線道路という光景は、なかなか見ることができません。

 SNSでは、しんぺー(@shxxxsh01)さんが「前々から行ってみたいと思っていたところへ。3方向の全部が直進という変わった分かれ道」というツイートに注目が集まっています。

 このツイートは2月17日現在、3714リツイート、1万4000件以上のいいね数がついており現在も拡散が続いています。

 しんぺーさんの写真を見たユーザーは、「ああ、人生の別れ道。」「好きですこういうところ」「人生みたいなところですね。素晴らしい」といったような反応が寄せられています。

 今回、話題になった高知県道265号線は吉野川と並行して走っている道路で、四国最大の「小金滝」の近くの小金滝橋のほど近くに、この3方向に分かれた直線道路があり、それぞれまったく違う道に繋がっています。

 左側の下りの道路は、県道265号線を並行して流れる吉野川に向かっており、道路を下った先には「小金滝本瀑展望所」があり、山のなかを流れる小金滝を吉野川の手前から眺めることができます。

 真んなかの道路は、吉野川と並行して道が続いています。しばらく走ると村立大川小中学校、さらに左折して橋を渡ると「大川村 むらの駅」にたどり着きます。

 最後に、右側の上りの道路は、地図上では山間部に続く道路になっており、最終的に行き止まりとなっています。

 写真を投稿したしんぺー(@shxxxsh01)さんは、次のように話しています。

「この道は、ほかの方が投稿されているのをみて、存在を知りました。

 山のほうでは分かれ道が登り降りで分かれていることはありますが、3つも直進で分かれているのは珍しいと思い、行ってみたいと思い、訪れました。

 実際に訪れてみて、山の限られた土地での先人たちの知恵を感じられました。

 川沿いの山道なので、道路として使える面積も狭かったのではないかと思います」

※ ※ ※

 3方向に分かれた道路が話題になっていますが、この道路は地元の人が生活に利用している生活道路です。もし見に行く際には、地元の人の迷惑にならないようにしましょう。

 3つの道のうち左側の下り道を進めば小金滝の展望台につながっているため、小金滝を見学にいくついでに自分の人生を思い浮かべながら通ってみるのも良いかも知れません。

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