フォードが新型「F-150ラプター」を発表! さらに走破性がアップした無敵のアメリカンピックアップトラック
フォードは2021年2月3日、2009年に登場し同社のオフロードアイコンとなる「F-150ラプター」の2021年モデルを発表した。
高速砂漠走行でのより過酷な地形にも対応
フォードは2021年2月3日、新型「F-150ラプター」を発表した。「F-150」が、2020年6月にフルモデルチェンジしたのに伴い、そのハイパフォーマンスモデルであるラプターも新型にスイッチしたというわけだ。
第3世代となる新型F-150ラプター(以下ラプター)では、従来のラプターが持つ機械的、技術的な性能と精密さを受け継がれている。さらに強化されたコネクテッドテクノロジーを搭載することで、時が経過すればするほど、その所有感が満たされるという。
新型ラプターは、専用に開発された新しい5リンクリアサスペンションを採用することで、荒れた路面での高速走行時でもより高い信頼性とコントロール性、パワーを発揮できるように設計された。
フォードパフォーマンスのチーフエンジニアであるカール・ウィドマン氏はこの新しいサスペンションについて、「ラプターはバハ1000レースに根ざしており、そのサスペンションは我々の能力とパフォーマンスを向上させています」と述べている。
この5リンク式リアサスペンションは、不整地でのアクスルポジションをより良く維持するために、長いトレーリングアームやパンハードロッド、クラス最長の24インチコイルスプリングが採用されている。
この新たなサスペンションは、洗練されたエンジンマネージメントと統合制御されることにより、より多くのトルクを後輪に伝えることを可能とした。これにより、素早い発進と優れた加速、そしてスロットルレスポンスを向上させると同時に、快適性や安定性、ハンドリングやコントロール、そして高速での最適なトラクションを提供してくれる。
また、次世代のFOXライブバルブ内蔵バイパスショックは、ポジションに応じた減衰調整が可能な最先端の電子制御技術が搭載されている。
そんなラプター史上最大のサスペンションシステムは、熱への耐性が高められ、地形の変化に素早く反応するように設計されているため、長時間の砂漠走行も安心して走ることが可能となった。
そして3.1インチ径のアルマイト処理が施されたアルミニウム製ショックボディには、ダンパー内部の摩擦損失を低減するために、特別に設計された全く新しい低摩擦ショックフルードが充填されており、オン・オフ両方での快適性を向上させている。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。