2020年のグローバル販売前年比89.5%を確保! トヨタが販売実績を公開
トヨタが、2020年12月および2020年のトヨタ、ダイハツ及び日野の販売、生産、輸出実績を発表しました。
国内生産も300万台規模を堅持
トヨタは2020年12月および2020年のトヨタ、ダイハツ及び日野の販売、生産、輸出実績を公開し、コロナ禍においてもグローバル販売を前年比10.5%減にとどめることができたことに加え、国内生産も300万台規模を堅持することができたと発表しました。
グローバル販売でのトピックとしては、2020年は前年比89.5%で前年割れとなったものの、中国のみでは前年比110.9%と前年超えを記録。12月単月でのグローバル販売は前年比110.3%で、4か月連続で前年超えを記録する結果となりました。
おもに、北米、中国、欧州、日本が牽引し、10月から12月のグローバル版売は前年比106.8%で、当初想定していた100%を上回るペースで推移しています。
また、グローバル生産においても、2020年は前年比87.4%で前年割れだったものの、中国のみでは前年比109.5%と前年を超え、12月単月でのグローバル生産は前年比114.4%と、4か月連続で前年超えを記録。販売と同じく、おもに北米、日本、中国、欧州が牽引する結果となりました。
その他トピックスとしては、グローバルで販売した電動車の比率は、2019年の約20%から、2020年は約23%に増加。おもに、欧州、中国、北米が牽引する形です。
また、2020年1月から12月の1年間でもっとも売れたトヨタ車は「RAV4」で、グローバルで99万4000台(前年比102.9%)を販売。主要市場の北米に加え、中国では17万5000台(前年比137.9%)と好調を見せています。
これらの結果を受けてトヨタは、「昨年初めから広がったコロナ禍のもとでも、トヨタ自動車は各種感染予防の徹底の上、仕入先、販売店など各パートナーと一丸となり、企業活動を継続してまいりました。こうした活動に加え、トヨタのクルマをご愛顧いただいた世界中のお客さまのご支持により、グローバル販売は前年比10.5%減にとどめることができたことに加え、国内生産も300万台規模を堅持することができました」とコメントしています。
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