どう変化した? スズキ新型「キャリイ」 排気量2倍を誇る独自仕様の特徴とは
スズキのインドネシア法人は、日本仕様とは異なる商用トラック「キャリイ」をフェイスリフトして発売しました。日本では60年の歴史を持つ軽トラックとして知られるキャリイですが、海外ではどんな進化を遂げているのでしょうか。
2021年に60周年を迎える「キャリイ」 海外仕様の新型モデルが登場
スズキのインドネシア法人は、2021年1月21日に海外仕様の「キャリイ」をフェイスリフトして発売しました。
キャリイは、日本では1961年に初代モデルが「スズライトキャリイ」として登場し、60年の歴史を持つ軽トラックとして知られています。
11代目となる現行モデルは2013年に登場。日産、マツダ、三菱にOEM供給する“4兄弟車種”であるほか、スズキのみラインナップされる派生車種として最大40度(運転席側)のリクライニング機構を搭載した「スーパーキャリイ」も2018年に追加されています。
一方、海外仕様のキャリイは2019年4月に発表された小型トラックで、660ccエンジンの日本仕様に対して排気量が2倍以上となる1.5リッターの直列4気筒エンジンを搭載。インドネシアのみならず世界各国へ輸出されるグローバルモデルです。
今回インドネシアで発表された新型モデルは、フロントグリルとフロントバンパーのデザインを一新した点が最大の特徴で、より立体感あるデザインになっています。
インドネシア市場での新型キャリイの価格は1億5250万ルピアから1億6200万ルピア(日本円換算で約113万円から約120万円)です。
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ところで、キャリイをはじめ多くのトラックやバンで見られる車両構造に、「キャブオーバー型」というものがあります。
キャリイもキャブオーバー型に分類されるほか、ダイハツ「ハイゼットトラック」やトヨタ「ハイエース」なども該当します。
それでは、ここでクイズです。
キャブオーバー型について正しく説明している文章は、次のうちどれでしょうか。
【1】ボディ前側のボンネットの下にエンジンがある構造
【2】一部のスポーツカーなどでも見られる、エンジンが車両後方にある構造
【3】エンジンが運転席の下にある構造
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正解は【3】の「エンジンが運転席の下にある構造」です。
キャブオーバー型はボンネットを持っておらず、エンジンの上にキャブ(キャビン:乗員が乗る空間を指す)を配している車両構造です。限られた全長のなかでも荷室を最大限に広くできるのがメリットとなります。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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いいんじゃない
日本でも売ってよ
ライトエースがインドネシア産にしては
くそ高いから
お安く売ればヒットするぜ
軽トラキャンパーも
660じゃなーと思う者も
食指が動くと思うが
これのバンが欲しい!