ジープ「グラディエーター」日本導入決定! 価格と装備を大胆予想
「ローンチエディション」は日本仕様にもある!?
日本仕様のグラディエーターは、導入時期も車両価格や仕様も未定だが、日本よりも先にデリバリーがスタートする欧州仕様のグラディエーターについてレポートしよう。
欧州市場に導入されるグラディエーターには、「スポーツ」「オーバーランド」のふたつのトリムに加え、「ローンチエディション」がラインナップされる。
スポーツは、オフロードでのカスタマイズのための機能性と装備に重点が置かれている。オーバーランドは、快適性とテクノロジーの両方を兼ね備えた、幅広い装備と機能が標準装備とされている。
限定モデルとなるローンチエディションは、グラディエーターの最上級モデルに相応しいオプション装備が満載となる。外装色に限定カラーとなる「ブラック」「ファイヤークラッカーレッド」「ビレットシルバーメタリック クリアコート」「ブライト ホワイト」「グラナイト クリスタルメタリック クリアコート」の5色が用意される。
さらに18インチアルミホイール、専用バッジ、ボディカラー同色ハードトップとフェンダーフレアに加え、スプレーオン ベッドライナー、トノカバーなど、実用性と利便性に優れた装備が備わる。また、インテリアではブラックレザーシートが採用され、高級感溢れる仕様となっている。
スリーサイズは、全長5591mm×全幅1894mm×全高1905mm(ソフトトップ)/1843mm(ハードトップ)で、車両重量は2294kg(スポーツ)/2403kg(オーバーランド/ローンチエディション)だ。最大積載量は、556kg(スポーツ)/613kg(オーバーランド/ローンチエディション)、牽引能力は、2722kgとなる。
エンジンは、ユーロ6dに対応した2987ccV型6気筒ディーゼルエンジンを搭載。最高出力268ps/3600rpm、最大トルク600Nm/1400−2800rpmを発揮し、最高速度177km/h、0−100km/h加速8.6秒だ。組み合わされるトランスミッションは8速ATとなる。
もちろん悪路走破性に抜かりはなく、グラディエーターはセレクトラック フルタイム4×4システムを採用しており、ジープのラインナップでも過酷なオフロード性能試験をパスしたモデルにのみ与えられる「トレイル レイテッド」のオフロード性能を約束してくれる。
また、ジープモデルでは初となるオンロードおよびオフロード走行用の前方カメラを装備。また、AppleCarPlay/AndroidAutoに対応した7.0インチまたは8.4インチのタッチスクリーンを搭載した第4世代Uconnectシステム、パークビュー リアカメラなどに加え、ブラインドスポット モニターやリアクロスパス ディテクション、アダプティブ クルーズ コントロール(ストップ機能付)、前面衝突警報などの安全装備も充実している。
さらに200種類ものオーセンティック アクセサリーが用意されているので、ライフスタイルに合わせてカスタマイズできることも嬉しい。
欧州での車両価格は、ローンチエディションが5万8700ユーロ(邦貨換算約735万円)、オーバーランドが5万4700ユーロ(邦貨換算685万円)となっている。おそらく日本仕様も700万円前後となることは間違いないだろう。
気になるのは、欧州に導入されなかった「グラディエーター ルビコン」が、日本に導入されるか否かだろう。導入されるトリムも含め導入時期など、今後のアナウンスが待たれる1台だ。
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