ジープ「グラディエーター」日本導入決定! 価格と装備を大胆予想
ジープ「グラディエーター」の日本導入は、確実のようだ。そこで、2021年1月からデリバリーがスタートした欧州仕様のグラディエーターから、日本仕様のスペックや車両価格を予想してみることにしよう。
「グラディエーター」日本発売決定!
2018年のロサンゼルスオートショーで発表されて以来、日本導入が待望されていたジープ「グラディエーター」の日本導入が正式に決定した模様だ。
コロナ禍で翻弄された2020年であるが、ジープは前年の1万3360台を上回る1万3588台の販売を記録し、過去10年間にわたり常に前年を上回る勢いで伸長している。
その牽引役を担ったのが「ラングラー」であり、前年比18%増となる5757台の年間販売台数を記録し、輸入車SUV Dセグメントでのランキング首位となった。
グラディエーターは、いうなればこのラングラーをベースに、車体後部に荷台を取り付けたピックアップトラックである。Cピラーよりフロント部分は4ドアロングボディである「アンリミテッド」に準じており、Cピラー以降が独自設計となっている。
全長5591mm、ホイールベース3488mmというビッグサイズだが、キャディラック「エスカレード」のロングボディが全長5766mmであるため、アメリカ車のなかでは特別にビッグサイズというわけではない。
もともとラングラーは、日本ではアウトドア派のカスタマーに定評がある車種だ。そのラングラー アンリミテッドの乗員定員もそのままにピックアップトラックとなるグラディエーターは、さらにアウトドアを始めとする幅広いライフスタイルに対応するクルマとして、以前から日本導入を望む声があった。
このグラディエーターが日本導入されることが判明した。先頃開催されたFCAグループのオンライン記者発表において、質問に答える形で、FCAジャパン代表取締役社長兼CEOポンタス・ヘグストロム氏自らが、グラディエーターの日本導入の決定を力強くアナウンスしたのである。あとは導入時期を決定するだけだという。
おそらく、日本には2021年度内に正式導入されることになりそうなグラディエーターだが、日本市場に先駆けて2021年1月11日から欧州のジープ ディーラーでもオーダーが可能となった。
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