超トガッた屋根なし軽スポーツ!? ダイハツ「コペン スパイダーVer.」が突き抜けすぎてカッコ良い
ダイハツがバーチャルオートサロン2021に出展する「コペン スパイダーVer.」は、コペンの走る楽しさをより強化した軽スポーツモデルです。いったいどんなカスタムが施されているのでしょうか。
1950年代のイタリアのレーシングカーがモチーフ
ダイハツは、オンライン上で開催されるバーチャルオートサロン2021に、「コペン スパイダーVer.」を含む5台のカスタマイズカーを出展します。
コペンといえば、同社のラインナップのなかでもとくに走る楽しさを感じられる軽オープンモデルですが、いったいどのようなカスタムが施されたのでしょうか。
コペンは2代目となる現行モデルが2014年に登場。新骨格構造「D-Frame」と内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」の採用が特徴で、初代モデルから電動アクティブトップ採用のオープンカーという特徴が引き継がれました。
タイプも豊富で、2014年6月発売の「ローブ」、同年11月発売の「エクスプレイ」、2015年6月発売の「セロ」、2019年10月発売の「GR SPORT」と4種類を設定。
さらに、東京オートサロン2016での反響を受けて200台限定として2019年に市販化された「コペンクーペ」も存在するほか、カスタマイズカーとしてこれまでもさまざまな仕様が東京オートサロンに出展されてきました。
そんななか、ダイハツがバーチャルオートサロン2021に出展するコペン スパイダーVer.は、電動アクティブトップというコペンの特徴的な装備を取り去り、常時オープン走行を実現。走る楽しさをより追求したモデルとなります。
コペン スパイダーVer.の外観の特徴について、ダイハツの担当者は「おもな改造ポイントはフロントバンパーとリアバンパー。そして一番大きな特徴は電動ルーフをなくし、フロントウインドウは1/3程度のスクリーンとして、より走りに振った仕様としたことです。またトランク部をフェアリングという空気を流すための形状にしています。
全体のデザインは1950年代のイタリアのレーシングカーをモチーフとし、それを元に現代風に解釈しました」と説明します。
市販モデルのコペンがフロントグリルに「C」のオリジナルエンブレムを装着しているのに対し、コペン スパイダーVer.ではブラックアウトされたダイハツのエンブレムに変更されており、精悍さを感じる顔つきです。
内装にも手が加えられ、ダイハツのカスタマイズパーツを手掛けるDスポーツ製のフルバケットシートを採用しています。
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前出のダイハツの担当者は、コペン スパイダーVer.を含む今回公開されたダイハツのカスタマイズカーについて「ダイハツ車は地域の人に愛されるクルマで、また地域のインフラという面もあるので、身近なクルマをいかに面白くするか、という点に重きを置いてカスタムしていきました」と説明しています。
電動アクティブトップを取り去るという大胆なカスタムが施されたコペン スパイダーVer.が、このまま市販化されることは考えにくいものの、反響次第ではコペン スパイダーVer.のエッセンスが加えられた新たなコペンが登場するかもしれません。
空気の乾いたトコで乗りたいですね〜。
大型ガレージに何台か持ってる内の1台がコレで、天気の良い日に「ちょい乗り」する3台目か4台目に欲しい…