高額なトヨタ「アルファード」が爆売れ!? 2020年にもっとも売れたミニバン5選
多人数乗車でスライドドアを備えるミニバンですが、コンパクトなモデルから大型の高級モデルまで、さまざまな車種がラインナップされています。そのなかから、2020年の年間販売ランキングでベスト5を紹介します。
高級ミニバン「アルファード」が一番人気!
最近の新車市場は、軽自動車やコンパクトカー、SUVに加え、ミニバンが売れ筋です。
なかでもミニバンは、多人数乗車でスライドドアを備えており、積載性や利便性を備えたモデルとして人気が高いジャンルです。
コンパクトなモデルから大型の高級モデルまで、国内ではさまざまなミニバンがラインナップされていますが、2020年の売れ筋はどのモデルだったのでしょうか。
今回は、2020年1月から12月の新車年間販売ランキングから、国産ミニバンのベスト5を紹介します。
●1位:トヨタ「アルファード」(9万748台)
トヨタの高級ミニバンである「アルファード」が、2020年のミニバンナンバー1に輝きました。
現行モデルは2015年にフルモデルチェンジした3代目モデル。2018年のマイナーチェンジで外観のデザインを大きく変更し、商品力がアップしています。
ラージサイズミニバンのため、すべての乗員がゆったりと座れる広々とした上質な室内空間も人気の秘訣です。
パワートレインは2.5リッターガソリン、2.5リッターハイブリッド、3.5リッターV型6気筒をガソリンが設定されており、幅広いニーズに対応可能。
ミドルサイズミニバンや上級セダンに乗っていたユーザーがアルファードに乗り換えることも多く、政治家やVIP、芸能人の移動車としても活用されています。
兄弟車として「ヴェルファイア」もラインナップしていますが、2020年の年間販売台数は1万8004台でアルファードの5分の1程度。近い将来、アルファードに統合される可能性もあるようです。
アルファードの価格(消費税込、以下同様)は352万円から775万2000円です。
●2位:ホンダ「フリード」(7万6283台)
ミニバン販売2位に輝いたのは、ホンダ「フリード」です。日本の道路に「ちょうどいい」サイズのコンパクトミニバンとして人気を誇っています。
現行モデルは2016年に登場した2代目で、3列シート(6人乗り/7人乗り)のフリードと2列シート(5人乗り)の「フリード+(プラス)」がラインナップされます。
パワートレインは、1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドを設定。駆動方式は、エントリーモデルは2WDのみですが、それ以外のモデルでは4WDも選択可能です。
さらに、2019年のマイナーチェンジで「フリード クロスター」を設定。
SUV風の外観デザインは力強さと表現するとともに、内装にも遊び心が感じられるデザインを取り入れるなど、アウトドアの非日常感を演出しました。
フリードの価格は199万7600円から304万400円です。
●3位:トヨタ「シエンタ」(7万2689台)
トヨタの小型ミニバン「シエンタ」が3位にランクインしました。
現行モデルは2015年に登場した2代目。当初は個性的なデザインに賛否両論ありましたが、コンパクトなボディで運転がしやすく、人気モデルとなっています。
3列シート車(6人乗り/7人乗り)と2列シート(5人乗り)の「シエンタ ファンベース」を設定。
パワートレインは、1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドが用意され、駆動方式は2WDを基本に、3列シートのガソリン車には4WDも用意されました。
多彩なシートアレンジがシエンタの魅力のひとつで、フラットラゲージモード時の荷室長は、3列シート車が1430mm、2列シート車が2065mmを確保するなど、長尺物も積載することが可能です。
コンパクトなボディで運転しやすく、子育て世代のみならず、2列シート車ではキャンプやアウトドアを楽しむユーザーからも評価を得ています。
シエンタの価格は180万9500円から258万円です。
基本「残クレ」。実質的には売上にはならないだろう。無理してメーカーの罠にハマった買い物をしているだけ。