7人乗り登場! 「グランドチェロキー」がデザイン一新してラグジュアリーに生まれ変わった
2列目/3列目シートは、どうなっている?
今回発表されたグランドチェロキーは、3列シートのグランドチェロキーLであったが、どのようにして後部座席の空間を確保したのだろうか。

グランドチェロキーLのホイールベースは、3091mmとなり、2列目はクラストップレベルの広いレッグルームを実現している。
また、後部座席に乗降しやすいように、2列目のドアの開口部が、先代よりも広くなっているのもポイントだ。2列目のドアは64度開き、サイドステップを備えることでアクセスし易くなっている。
2列目は、標準で独立したキャプテンズシートが用意され、この場合は6人乗りとなる。オプションのベンチシートを選択すると、7人乗り仕様となる。また、2列目は前後に180mmのスライドが可能だ。
さらに2列目シートは18度のリクライニングが可能となっており、快適性も向上している。
3列目にはパワーフォールディングシートが装備されており、ヘッドルームは947mm確保されており、ゆとりある空間となっている。3列目シートは50:50の分割可倒式で、ラゲッジルーム側からも簡単に折りたたむことが可能だ。
1列目シートは、メモリーとランバーを備えた16Way調整機能付きシートが、オーバランドとサミットに標準装備。3段階の強さで5つのプロファイルをカスタマイズできるシートバックマッサージは、オーバーランドに設定、サミットに標準装備となる。
1列目と2列目のシートヒーターは、3段階調整が可能で、リミテッド、オーバランド、サミットに標準装備される。1列目のベンチレーテッドは、リミテッドに設定され、オーバーランドとサミットに標準装備、2列目のベンチレーテッドは「サミット リザーブ パッケージ」に標準装備となる。
肝心の悪路走破性に関しては、3つの4×4システム(Quadra-Trac I、Quadra-Trac II、eLSD付きQuadra-Drive II)を装備しており、まったく抜かりはないグランドチェロキーLだが、多彩なシート調整機能やインテリアの洗練されたデザインも相まって、さらにプレミアム感が高まったようである。
日本市場への導入が期待される1台となることは間違いないだろう。
Writer: VAGUE編集部
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