100万円でe-POWER車が買える? 2代目日産「ノート」がアツい! お得な中古車事情
日産「ノート」は、2代目モデルが2018年に販売台数1位に輝くほど人気車種となっており、中古車市場にも多く出回っています。状態の良い個体も多く、中古車も狙い目です。
2代目モデルのe-POWER車が狙い目か?
2020年12月に3代目となる日産新型「ノート」が発売されました。一般的に、新型が登場すると先代にあたるモデルが中古車市場に多く出回ります。
そのため、現在は2代目ノートが中古車市場にて、個体数が増えてきているといいますが、ノートの中古車事情はどうなっているのでしょうか。
日産のコンパクトカー「ノート」は、2005年1月に初代が登場し、コンパクトなボディにも関わらず、ゆとりのある居住スペースや、積載スペースの使い勝手の良さが当時の大きな特徴でした。
2012年9月には2代目へと進化を遂げ、2016年11月のマイナーチェンジでは日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」が初めて搭載されます。
そして、前述のとおり2020年12月にはe-POWER専用車種としてフルモデルチェンジされた3代目が登場しました。
当時の販売台数のデータを見ると、初代が登場した2005年は9万3925台、2代目が登場した翌年2013年には、14万7634台を記録しており、ランキング4位を獲得しています。
2016年のe-POWER搭載モデルが登場した際、翌年2017年の販売台数は13万8905台を記録しています。
このとき、ランキングでは、トヨタ「プリウス」に次いで2位へと躍進しており、翌年2018年には13万6324台で販売台数1位に躍り出ました。
最新モデルの3代目は、e-POWERの機能が向上され非常に話題となっていますが、ハイブリッド車のみのラインナップとなり、新車価格(消費税込)は202万9500円から276万3200円です。
2021年1月時点では、3代目が登場したことで、中古車市場では歴代モデルの流通数が増加していいます。なかでも、先代モデルとなる2代目では、お買い得ともいえる個体が存在します。
2代目の途中から追加されたe-POWERとは、発電用に搭載された1.2リッターエンジンが大容量バッテリーに電気を供給し、モーターを駆動させるという仕組みです。
100%モーターだけで駆動するので、電気自動車と同様に発進時から最大トルクを発揮することが出来ます。
なお、2代目は中古車市場において、状態の良い個体であれば平均160万円程度で入手することが出来ることもあり、日常の足として使用分には狙い目といえます。
例えば、2020年式で走行距離が62kmと新車同様の「e-POWER Xグレード」は中古車価格123万8000円です。
また、2018年式の「e-POWER NISMO」グレードは、走行距離1.8km、アラウンドビューモニターの設定が追加されているもので中古車価格199万8000円となっているものも見られます。
走行距離が多くても気にならないという人には、2017年式の走行距離12.8万km、「e-POWER MEDALIST」グレードのアラウンドビューモニターが付いている個体で、中古車価格86万3000円となっており、100万円以内で購入することのできる個体も見られます。
全体的に、最新モデルの3代目が発売された2020年では、走行距離が少ないものも多く出回っており、よほど追加オプションや社外パーツが入っていない限りは200万円以内で流通しているようです。
中古車市場で多く見られるグレードは、「e-POWER X」が多く、そのなかでも装備が充実した特別仕様車「Vセレクション」の設定のモデルが多い傾向にあります。
最新モデルとまではいかなくても、e-POWERに乗ってみたいという人には、手に届きやすい価格帯であるといえるでしょう。
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