中止なんて関係ねぇ! 「妄想、成人式開催!」 ぜひ会場に乗り付けたいヤンチャなクルマ5選

2021年の成人式は、コロナ禍第3波の影響もあり、全国各地で中止が相次いでいます。そんな寂しいムードを少しでも盛り上げたいという想いから、成人式にピッタリのビッグなセダンとカッコいいクーペを5台紹介します。

成人式にピッタリ! やっぱりヤンチャなクルマはカッコイイ!

 毎年、1月の第二月曜日は成人の日です。2021年は1月11日となり、例年であれば、日本各地で新成人を祝福する成人式が開催されますが、今年はコロナ禍第3波の影響もあり、各地で中止が相次いでいます。
 
 今回は、現実では中止が相次いだものの、せっかくの成人の日を盛り上げたいという想いから、成人式にピッタリのビッグなセダンとカッコいいクーペを5台紹介します。

トヨタ「セルシオ」。オジサン達のファンも多いものの、ヤンチャな男子からの人気も根強い。(画像は初代LS)
トヨタ「セルシオ」。オジサン達のファンも多いものの、ヤンチャな男子からの人気も根強い。(画像は初代LS)

●初代トヨタ「セルシオ」(XF10型)

 最近は名前を聞かなくなって久しいですが、トヨタ「セルシオ」は国産ドライバーズセダンの頂点に君臨したクルマです。

 現在は国内でもレクサスブランドの頂点にて「LS」と名を変えて販売されていますが、もともとはアリストと同じく国内ではトヨタブランド、海外ではレクサスブランドで展開され、日本車の信頼性向上にも大きく貢献しました。

 セルシオが販売されていた当時、セルシオを超える国産車はトヨタ「センチュリー」などのショーファードリブンカー(専属運転手付きを基本とするクルマ)のみでした。セルシオの乗り心地の良さや究極といえる静寂性には、かのメルセデス・ベンツも驚き「Sクラス」の開発方向性を転換したという逸話もあるほどです。

 そんなセルシオは、2代目と3代目のそれぞれ後期モデルがヤンチャなオーナーに人気でしたが、今回はセルシオの初代モデルをオススメします。

 バブル期に開発予算をふんだんにつぎ込んで誕生した初代セルシオには今でも不変の魅力が溢れています。

 とくに仁王像をモチーフとしてデザインされた全長4995mmの巨体は、迫力という言葉を超えた荘厳な佇まいがあり、一見して分かる初代セルシオならではの魅力です。

 また装備によってA/B/Cの3グレードがありますが、ここはエアサスペンションを装備しないAかBのグレードを選ぶと故障の心配が少なくなります。

 大排気量かつ旧型となるクルマは、税金や燃費・修理費など維持費を心配する向きが多いものですが、今回なにより重視するのは成人式の思い出として永遠に残る、セルシオと共に過ごした時間です。

●7代目日産「セドリック」&「グロリア」(Y31系)

 先ほど紹介したアリストよりも、角ばった古き良きセダンタイプを好む人にオススメしたいのが日産の7代目「セドリック」&「グロリア」(Y31系)です。

 発売当時は曲線を用いたモダンデザインといわれた外観ですが、今では相対的にレトロな雰囲気が満点のデザインとなりました。この旧車感が個性と強さを主張し、大きな魅力となっています。

 このセドリック&グロリアは日産の最高級セダンではないものの、そのインテリアには後に発売される上級モデル「シ―マ」と共通するパーツも使用されており、内装の高級感では負けずとも劣るものではありません。

 また、セドリックの全長は4690mmですが、それを600mmも伸ばした「セドリック・ロイヤルリムジン」という限定モデルが日産の関連企業「オーテックジャパン」から販売されています。

 これは今回紹介する5車種のなかでは最大の全長かつ最も迫力のあるモデルとなるでしょう。

 超レアモデルではありますが、もしこのセドリック・ロイヤルリムジンで成人式に登場したなら当日の話題は独り占め、あなたの偉業は伝説になること間違いありません。

●5代目日産「シルビア」(S13型)

 現在ではクーペやスポーツカーは大人しいオーナーが比較的多くなりましたが、そのなかにあって今でもヤンチャなオーラを醸し続けている稀有なモデルが日産「シルビア」です。

 もともとは本格的な「スポーツカー」というよりもお洒落な「デートカー」として誕生した5代目シルビア(S13型)は、歴代でもっとも販売台数が多い非常に人気のあるモデルです。

 そんなスタイリッシュなデートカーという想定で開発されたシルビアでしたが、操作性の素直なFRという駆動方式と適度な運動性能、程よい価格だったことによって、走り屋と呼ばれる若いユーザーを中心に大きな人気を獲得。

 アフターマーケットでも、サーキットやドリフト走行を目的とした派手で迫力のあるエアロパーツやカスタムが広がり、本来のライバル車だったホンダ「プレリュード」たちとは大きく違う方向性へと進むことになりました。

 VIPカーなどのセダン系とは異なるものの、どこか夜の危険な匂いを漂わせるシルビアは、本来の美しいボディラインもあって女性人気が高いことも特徴です。

 また今となっては少し弄るくらいのヤンチャさこそシルビアらしいといえるのかもしれません。

 運転も楽しめ、カッコよく走れるシルビアで登場する成人式。素敵じゃないでしょうか。大いにアリな選択肢だといえるでしょう。

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3件のコメント

  1. ん〜エアサスだから故障と断言するのはどうかな?
    コイルサスもそれなりにオイル滲みやらで車検にパスできずに交換なんてあるし
    私は初代より二代目前期の軽量化に拍手を贈りたいな、何せA仕様なら同年代のマジェスタより軽く0クラウンより軽い唯一のセルシオ
    初代の封じ込めた静かさよりメカニカルノイズを意図して車内に貫通させたオーナードライバーの為の二代目でしたが不人気でしたね。

  2. これ10年以上前なら理解できなくもないけど、2021年のラインナップじゃないでしょ。笑
    10系もy31も13も今年20の奴は乗らないでしょ。

  3. 若い世代を知らない脳内珍走おじさんが書いた記事やな🙄

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