普段あまり運転をしない人は要注意! 年末年始に起こりがちな車トラブルとは
年末年始の渋滞予測は発表されず… 高速利用のポイントは?
GoToキャンペーンの一時停止が決まり、多くの地域で不要不急の往来が自粛されるなか、高速道路各社は年末年始の渋滞予測はおこなっていません。
通常時の年末年始やお盆の長期連休時には、高速道路各社が発表する渋滞予測を元に、出発日時などの計画を立てることができますが、現状ではそれが難しくなっています。
そこで、ネクスコ西日本に高速道路利用のポイントを聞いてみました。
「今年の年末年始は渋滞予測を実施していませんが、ネクスコ西日本ではリアルタイムの交通情報を、高速道路の交通情報サイト『アイハイウェイ』で提供しているので、渋滞状況を見ながら出発時間をずらすなど、当日の行動計画に役立てていただきたいと思います。
また交通情報サイトでは、雪道の交通情報や現地の天気・路面状況、降雪予測などの情報を提供しています。降雪に備え、冬用タイヤの装着・チェーンの携行をお願いいたします」
不要不急の移動の自粛が呼びかけられていますが、帰省などで移動が必要な場合は、最新の道路情報を確認のうえ、トラブルがないよう事前に点検・整備をおこない、運転にも余裕を持って安全運転を心がけましょう。
なお、「SA/PAにおいては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、お客さまへマスクの着用・手指の消毒・混雑の回避・ソーシャルディスタンスの確保などをお願いいたします」(ネクスコ西日本)とのことです。
外出の際のマナーとして、マスクの着用や手指の消毒なども忘れずにおこないましょう。
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コロナの影響もあって、例年以上に普段あまりクルマを運転しない不慣れなドライバーが多くなりそうな年末年始ですが、このような状況における注意点について、JAF 高木氏は話してくれました。
「コロナ禍により、年末年始はクルマを使った移動の増加が予想されます。当然、運転に不慣れな人、初心者、道に迷って不安な気持ちで運転している人など、さまざまなドライバーと遭遇する機会があるでしょう。
ここでより大切になってくるのは、動作を主体としたハンドルテクニックよりも、譲ったり譲られたりして、他人と円滑な関係を結ぶスキルになります。
自分の存在を知らせるために早めのヘッドライト点灯や、適切なタイミングでのウインカー操作など、積極的に意思の疎通を図り、自分が何をしたいのか周囲にきちんと知らせることが大切です」
相手や周囲の状況をよく理解し、安全を最優先にした運転をすることが、結局は事故やトラブルを未然に防ぐことになります。
感染リスクを抑えるためにクルマを使うわけですから、できるだけ快適でスムーズな移動となるよう、常に心も身体も余裕を持ったドライブを心掛けましょう。
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