トヨタ新型「ヤリス」2021年仕様発表! 見慣れたデザインと違う速そうなモデルを発売!
トヨタのフィリピン法人(TMP)は、2020年12月19日(現地時間)に人気の高いハッチバック「ヤリス」の2021年モデルを発表しました。日本仕様と何か違う理由とは、なんなのでしょうか。
もう新型ヤリス発表? 何かが違うニューモデルとは
2020年12月19日(現地時間)、トヨタのフィリピン法人(TMP)は、人気の高いハッチバックである「ヤリス」の2021年モデルを発表しました。
日本のヤリスとは異なる見た目のモデルですが、どのようなクルマなのでしょうか。
2020年12月現在、日本や欧州では4代目「ヤリス」が販売されています。日本では、同年2月10日に先代モデルの「ヴィッツ」からグローバルで使用されるヤリスへと改名されました。
今回、フィリピンで新たに発売された2021年モデルとなる新型ヤリスは、現在日本で販売されているヤリスとは異なる専用ボディを用いています。
日本仕様のヤリスは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm-1515mmなのに対して、フィリピン仕様は全長4140mm×全幅1730mm×全高1500mmとひと回り大きくなっているのが特徴です。
パワートレインでは、日本仕様が1リッター/1.5リッター直列3気筒のガソリン車と1.5リッター直列3気筒+モーターのハイブリッド車を設定しているのに対して、フィリピン仕様は1.3リッター直列4気筒と1.5リッター直列4気筒の2種類を展開しています。
今回、フィリピン仕様の2021年モデルでは、アグレッシブにデザインを変更したフロントグリルを採用したことで、存在感のあるワイドなスタンスを実現。
また、1.5リッターモデルではヘッドランプのLED化や、新しいデイタイムランニングライト、LEDリアコンビネーションランプを新設定しました。
また、全車に新しいLEDフォグランプと新デザインの15インチアルミホイールが採用されるなど、従来モデルから外観のイメージを大きく刷新しています。
内装では、1.5リッターモデルに合成皮革シートを採用したほか、パドルシフトやドライブモード(エコとスポーツ)を新設定。利便性では、Apple CarPlayとAndroid Autoが全車標準装備されました。
安全面では、クラストップレベルの7つのSRSエアバッグを全車標準装備。また、VSC(ビークルスタビリティコントロール)は、横滑りを防止し、急カーブでの安定性を高めることでリスクを最小限に抑えるほか、ヒルスタートアシストでは、完全停止状態からの上り坂も安心して発進できるほか、1.5リッターモデルではスピード感知式ドアロックなども搭載。
TMPのマーケティングサービス担当副社長エリヤ・マルシャル氏は次のように説明しています。
「ヤリスは、30代半ばから後半の既婚者で、ハッチバックのような広い荷室スペースを持ちながら、モダンで楽しいドライブができるクルマを探している人に最適です。
ヤリスは、楽しいドライブと派手なルックスの代名詞として非常に忠実なファン層を獲得してきましたが、2020年はお客さまのニーズに合わせて、目を引く新しいプレミアムなデザインでヤリスの魅力を高めました。
もちろん、すべてのトヨタ車に期待されるパワー、利便性、安全性は妥協していません」
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新型ヤリスの現地価格は、97万3000ペソから111万4000ペソ(日本円で約210万から約240万円)で、発売は2021年1月13日です。
CKD国ではない台湾やタイなんかのモデルと、搭載エンジンを勘案すると、Bセグプラットフォームの世代が日本のものとは違うのが予想される。
キーンルックはかっこ悪い。
これはオーリスですね。