なぜ新車が安くなる? 年末年始セールの意外な理由 コロナ禍での影響はある?
新型コロナウイルスの影響はどう出るか
例年は、年明けのセールやキャンペーンで賑わうメーカー系の正規販売店ですが、2021年の初売りはどういった方針なのでしょうか。

2020年は新型コロナウイルスにより、例年とは異なり新車の売れ行きが悪く、例年以上にサービス・キャンペーンが拡大しています。
2021年の初売りについてトヨタ販売店のスタッフはこのように話します。
「入店時の体温測定や手指の消毒をしていただく、来店時は予約を推奨するなどの対策しながら、例年通りのキャンペーンを実施する予定です。
一部、三密回避のために中止をした企画はありますが、初売り限定のオプションセット自体は昨年より用意数を増やして対応することも検討しています。
本来であれば新規のお客さまにもお越しいただきたいのですが、三密回避のため入場制限を検討している販売店もあります」
新型コロナウイルスの対策をしっかりおこないながら、店頭でのキャンペーンは継続するようです。
また、アパレル業界などはオンライン上で福袋販売を実施する店舗が多いですが、自動車業界に関してはオンラインでのキャンペーンの実施は見られないようです。
なお、一部販売店ではオンライン上の商談サービスなどが開始されていますが、最初的な割引などの部分は店頭でのやり取りが必要になるといいます。
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新型コロナウイルスの影響もあり、2020年1月から10月までの新車販売台数は2019年対比で減少し続けてきました。
各社販売店もコロナ渦で集客イベントは中止になっているものの、年末年始のセールについては例年通り実施するようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。


















