ホンダ新型「ライフ」発売! 6年ぶり復活の6代目モデルはSUV仕様も新設定!

ホンダの中国の合弁会社である東風ホンダは、2020年12月15日に新型「ライフ」を発売しました。

6年ぶり復活! 「スポーツ」と「クロスター」の2本立てで発売

 ホンダの中国の合弁会社である東風ホンダは、2020年12月15日に新型「ライフ」を発売しました。ライフは、初代が軽自動車として1971年に登場したモデルですが、今回発売された新型ライフはいったいどんなクルマなのでしょうか。

東風ホンダ版「フィット」といえる新型「ライフ」
東風ホンダ版「フィット」といえる新型「ライフ」

 今回発売された新型ライフは、2020年10月15日に中国で開幕した武漢オートショー2020で世界初公開されたモデルになります。

 発表時、東風ホンダは新型ライフについて、中国のZ世代(1995年以降生まれの世代)の若者が求める価値観にあわせて開発が進められたと説明。新型ライフを発売することで、「Z世代に活力とスタイリッシュさを提供する」とコメントしていました。

 ホンダは、中国に東風ホンダと広汽ホンダというふたつの合弁会社を設立していますが、今回発売された新型ライフは日本でも販売されるコンパクトカー「フィット」の東風ホンダ版モデルとなります。

 一方広汽ホンダは「フィット」の名前で中国市場にて販売。新型ライフは中国仕様のフィットの兄弟車にあたるモデルです。

 新型ライフは、エアロパーツでスポーティに仕立てられた「スポーツ」と、日本でも販売されている、SUV風の外観が与えられた「クロスター」というふたつのスタイルで登場します。

 予防安全システム「ホンダセンシング」の有無をはじめとした装備の充実度にあわせて、スポーツとクロスターそれぞれに2グレードが設定される展開です。

 搭載されるエンジンは1.5リッターi-VTECで、トランスミッションはCVTが組み合わされます。日本のフィットにあるハイブリッド(e:HEV)仕様は未設定です。

※ ※ ※

 前述のとおり1971年に登場した初代ライフは、約3年間販売された後に生産終了となり、ホンダは軽乗用車市場から一時撤退します。

 その後、1997年に軽トールワゴンとして2代目ライフが復活し、翌年には軽自動車規格の改定あわせて3代目モデルが登場。2003年に4代目モデル、2008年に5代目モデルが発売されました。

 そして2014年に5代目モデルが生産終了。販売終了期間を含むとはいえ、車名としてライフは半世紀近い歴史を持ちます。

 2021年に生誕50周年を迎えるライフについて、東風ホンダは次のようにコメントします。

「今回、東風ホンダは(長い歴史のある)ライフに、新たなボディを与えたうえで中国のお客さまに紹介することになりました。新型ライフは、中国のZ世代の若者に愛、想像力、楽しさ、そしてエネルギッシュな日常を提供します」

 新型ライフの価格は9万7800元から11万2800元、日本円換算で約155万円から約178万円です。

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3件のコメント

  1. さも日本で売られるような見出しはやめて!中国でしょ?でもシティのフロントグリルをフィットのOPで
    売ってほしい。

  2. ライフの新型を待っていました。そもそもNとは何ですか。・ライフ、期待しております。

  3. この記事見た俺はもうHONDAやめる事を今決めた!
    もう無理・・・他社に乗り換える数ヵ月までの間に新しいFITに期待出来ない限りもう無理…

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