日産「GT-R」が1人乗り!? 次世代モデルは超ハイテクマシンに大進化?

米・カリフォルニア州にあるニッサンデザインアメリカ(NDA)は、インターンの学生が考案した、2050年の日産「GT-R」を発表しました。「GT-R(X)2050」と名付けられたクルマはどのようなモデルなのでしょうか。

ハンドルがない!? うつ伏せ乗りでどう運転?

 米・カリフォルニア州にあるニッサンデザインアメリカ(NDA)は、インターンの学生が考案した、2050年の日産「GT-R」を発表しました。

 手掛けたのは韓国人の学生・チェ氏。「GT-R(X)2050」と名付けられた未来のGT-Rは、全長2908mm×全幅1537mm×全高658mmと非常にコンパクトです。

 VモーショングリルやGT-Rの特徴的な丸目4灯テールライト、さらに「GT-R NISMO」の赤いアクセントが施されました。

学生インターンが描いた2050年の日産「GT-R」
学生インターンが描いた2050年の日産「GT-R」

 一体型のホイール/タイヤは、360度回転できるような正方形に近い形状にすることをイメージ。外側のタイヤの直径は21インチ、内側のホイールは15インチとしました。

 また、スポークパターンは、極端なブレーキングでもホイールが早く冷えるように設計されています。

 GT-R(X)2050の乗車人数は1名のみ。このクルマは人体の形状を模しており、ドライバーは手足をX字型に伸ばしたうつ伏せで乗車します。

 ドライバーはライダースーツとヘルメットを着用し、ヘルメットはVRビジョンと共有するフロントカメラ用のスロットに差し込むように設計されました。

 ハンドルは存在せず、人間の脳とコンピュータを接続することで操縦するといいます。

 発案者のチェ氏は、GT-R(X)2050について次のようにコメントしています。

「クルマを着ているかのように、できるだけ人の体のサイズに合わせようとしました。乗り物ではなく、機械と人間がひとつになる空間、新しい形の機械を作りたかったのです」

 さらにNDA副社長のデイビッド・ウッドハウス氏は、将来を担う若者のアイデアについて次のようにコメントしています。

「チェ氏のアイデアは、テクノロジーが生み出す感情的なつながりと、それが顧客にもたらすメリットを実証することに重点を置いていました。

 それを実物大モデルとして形にするのを助けることができたことは、非常に刺激的でした。

 彼は才能豊かで超創造的なデザイナーであり、B2V(ブレイン・トゥ・ビークル)分野における日産の取り組みと、それを活用した未来のスーパーカーに関する彼のアイデアは完璧に合致しています」

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Writer: くるまのニュース編集部

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