夕暮れのマスク付き歩行者はドライバーからどう見える?「おもいやりライト運動事務局」が実験データを公開
夕方4時から6時の間に多発する交通事故の削減を目指し、「見えやすさ・見られやすさ」の観点から夕暮れ時の交通事故削減を目指して活動している「おもいやりライト運動事務局」が興味深い実験をおこないました。
マスクと服装の色の違いで見え方に大きな差が!?
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ヘッドライト早期点灯を広く市民に啓発する「おもいやりライト運動事務局」は、夕暮れ時にマスクをつけた歩行者のドライバー視点による視認性の変化について、実車を用いた実証実験をおこないました。
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この実験では、2020年12月2日に神奈川県の相模女子大学構内にておこなわれた、一般的な服装とマスクを装った男女のマネキン5体に対し、34メートルの距離をとったクルマから、日没 (16:29)前後の時間帯における視認性を追った撮影として、スチールとムービーそれぞれでデータを取りました。
「おもいやりライト運動事務局」は、メディアや交通安全に携わる方々に活用してもらうことを目的として、そのデータを無償公開します。
全国各地の人々とつながるソーシャルな活動を通して、クルマのドライバーだけでなく、道路を共有する歩行者や自転車に乗る人も巻き込みながら、交通安全意識を高めていくことを目指していると説明しています。
また、2020年12月18日 (金)19時30分より、事務局主催にて「TRY LIGHT ONLINE」と称して、コロナ禍における新しい“交通安全運動様式”を考えるオンラインフォーラムがYouTubeで配信されます。
■オンラインフォーラム「TRY LIGHT ONLINE」
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