アルファードの影に隠れる逸材!? 高級志向ミニバン「エスクァイア」の魅力とは
トヨタのミドルサイズミニバン「エスクァイア」の魅力とは、どのようなところなのでしょうか。
5ナンバークラスミニバンに高級感がプラスされたトヨタ「エスクァイア」
トヨタの「ノア」「ヴォクシー」の兄弟車であり、両車より後に登場した「エスクァイア」は、ファミリー層がメインのユーザーとなるミドルサイズミニバンにおいて、高級感をアピールした点が特徴です。
実際のオーナーはどのような部分を魅力と感じているのでしょうか。
エスクァイアは、5ナンバークラスミニバンとして2014年に登場。
エスクァイアのボディサイズは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1825mmと、日本の5ナンバーサイズと呼ばれる全長4700mm×全幅1700mm×全高2000mm以下である小型自動車のサイズに収まっています。
エクステリアは、アンダーグリルまで伸びるメッキを多用した大型のフロントグリルが特徴的で、ダイナミックさと存在感が感じられテールランプも、サイドウインドウ下にはメッキのモールがあしらわれており、トヨタの高級ミニバン「アルファード」のような上級に近い印象を受けます。
インテリアでは、シート表皮が合成皮革とファブリックが組み合わされたデザインとなっており、上質な質感でありながらシンプルな印象を受けます。
なお、ガソリン車は7人乗り/8人乗りを選ぶことが可能ですが、ハイブリッド車は7人乗りのみとなっています。
パワートレインは、2リッターガソリン車と1.8リッターハイブリッド車を設定。WLTCモード燃費でガソリン車が12.6km/Lから13.6km/L、ハイブリッド車では19.8km/Lです。
価格は、ノアが256万6400円から334万7300円、ヴォクシーが281万3800円から334万7300円、そして高級志向のエスクァイアが296万3400円から337万9200円です。
では、エスクァイアに乗っているオーナーは、どのような評価をしているのでしょうか。
エクステリアですが、「フロントマスクはインパクトがあって気に入った」「存在感があっていい」と満足度の高い意見がある一方で、「リアデザインが地味」など、兄弟車のノアやヴォクシーとの差別化を求める意見がありました。
インテリアについても、エクステリア同様に「高級感があって良い」「ひとつひとつのパーツが豪華」という意見がある一方で、「運転席まわりの小物入れが少ない」と、機能性を求める声も存在。
合成皮革のシートは一見滑りやすそうに見えますが、ユーザーからは「思ったより安定してすべりにくい」という意見が多いようです。
動力性能については、「必要十分でとくにパワー不足は感じない」「街乗りには問題ない」という意見が多く見られました。
また、「高速道路では横風に弱い」「カーブでのロールが大きい」という声もあり、車高が高い分風にあおられ影響を受けやすく、頼りなさを感じてしまうという意見もあるようです。
運転感覚については、「視点も高く運転しやすい」「とても取り回しがしやすい」と高評価。
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エスクァイアは、駐車場の大きさや取り回しの関係で上級の「アルファード」や「ヴェルファイア」は難しい、けれど高級感のあるミニバンが欲しいという人にはぴったりなモデルといえるでしょう。
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