寒波到来で道路には危険がいっぱい!? スタッドレスタイヤに交換する際の注意点とは

まだまだあるよ注意点! 雪道での運転に関するQ&A

Q.雪道の運転ではどんなことに注意すればよいのですか?

 雪道では、急な車線変更などでのスリップによるトラブルに注意しましょう。発進時はアクセルをじわりと踏み込み、ゆっくりと発進することが大切です。

 タイヤチェーンは、路面に雪があったら早めの装着をするようにしましょう。

Q.寒冷地で駐車する際の注意点

 ワイヤー凍結の恐れがあるため、パーキングブレーキは使用しないでください。併せて、車両を固定するために輪留めを車体の対角線上に位置する前後2箇所に設置しましょう。

 AT車ならPレンジにシフトし、MT車であれば1速ギヤ(下り坂ならリバースギア)に入れての駐車がおススメです。

 また、極寒地では、鍵穴やドア周りのゴムシールなども凍結することがあるので、凍っている場合は無理にこじ開けようとせず、鍵穴やゴムシール部分に解氷剤を塗布するなどして、解かしてから開けるようにしましょう。

 軽油は地域で等級が異なるため、現地で凍結温度の低い燃料を補給することが大切です。

Q.雪道では4WD車のほうが安心?

 勾配がきつい上り坂では、4WD(4輪駆動)車は2WD(2輪駆動)車より登坂性能が高いことは事実ですが、過信は禁物。4WD車だからといって、2WD車より短い制動距離で止まれるわけではありません。

 また、下り坂では車重のある4WD車は止まりにくいことがあるため、4WD車、2WD車どちらであっても、滑りやすい雪道では速度を抑え、「急加速・急ブレーキ・急ハンドル」は避ける運転を心がけましょう。

Q.知っておきたい雪道・凍結路の危険ポイントはどこですか?

 風通しのよい橋の上や陸橋、トンネルの出入口付近がもっとも危険。アイスバーンは、雪道以上に滑るので注意が必要です。

 雪が積もったばかりの道路も危険で、とくに走り慣れていない道では、積もった雪のせいで、どこまでが道なのか分からなくなってしまうこともあります。

 積雪の多い地方では、道路との境界に、矢印や反射板のポールが設置されているところも多いので、それを目印に走行するようにしましょう。

積雪のイメージ
積雪のイメージ

※ ※ ※

 冬も本番となってきて、気温の低い日が続いています。安全のためにも、クルマに乗るならまずスタッドレスタイヤに交換しましょう。

 また、スタッドレスタイヤを履いていても、油断は禁物。 急加速・急ブレーキ・急ハンドルは危険です。

 冬の寒い時期は、これまで以上に「急」な動きをしないよう、心がけることが大切です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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