トヨタとスバルの新型SUVお披露目!? 共同開発の電気自動車を近日発表か
トヨタの欧州法人は、スバルと共同開発しているSUVタイプの電気自動車を近日お披露目することを発表しました。
トヨタとスバルが新型電気自動車(SUV)を近日お披露目!?
トヨタの欧州法人は、新たなSUVタイプの電気自動車を近々お披露目することを明かしました。
トヨタは、欧州の電気自動車ラインアップとなる新モデルとして「e-TNGAプラットフォーム」をベースにした電気自動車のミドルサイズSUVをお披露目することを発表。詳細は近日中に発表される予定です。
現段階では、シルエットとプラットフォームアーキテクチャの詳細のみが公開されています。
今回のお披露目されたモデルは、トヨタの新しいe-TNGAプラットフォームをベースにしており、新しいプラットフォームは非常に汎用性が高く、さまざまなタイプの製品に容易に適応できるとしています。
基本的に構造も核となる部分はそのままに、それ以外の全長×全幅×全高やホイールベースなどを自在に変化をされることが可能です。
また、e-TNGAは、前輪、後輪、または四輪駆動を設定できるほか、バッテリーおよび電気モーターの容量をさまざまな車種のキャラクターに合わせて、採用することができます。
これらの汎用性の高い製品化が可能になることで、さまざまなバリエーションのモデルの開発期間を短縮し、個々のモデルを並行して開発することができます。
すでにe-TNGAベースのモデルとなる第一号車を開発されており、生産の準備が進められ、生産は日本のトヨタZEV工場でおこわれます。
トヨタ自動車の「ZEVファクトリー」の豊島浩二氏は次のように述べています。
「トヨタはまもなく、近日中に新型ミドルサイズSUVを初公開する予定です。これは電気自動車の次のステップに踏み出すモデルで、e-TNGA技術の多様性と柔軟性により、私たちは単に電気自動車であるだけでなく、運転していてワクワクするような、見た目にも美しい自動車をデザインし、作り出すことができます」
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なお、今回の新型電気自動車は、トヨタが2019年に発表したグローバル展開におけるEVと同様のものと見られます。
この際、トヨタは今後のEVについて、次のように説明していました。
「中国、米国、欧州など、EVの需要の高い市場に向けて、“普及”を念頭に置いた開発を進めています。
ユーザーのニーズに応じ、必要十分なバリエーションをリーズナブルな価格で提供できるよう効率的な開発に取り組んでいます」
当時の説明では、複数のバリエーションについて、それぞれ得意分野を持つパートナー企業と共同で企画及び開発を進め、ニーズを整理しさまざまな大きさ、スタイルの6つのバリエーションを検討していることを明かしていました。
とくに、ミドルサイズSUVについては、スバルと共同で企画・開発をおこなうとし、今回欧州法人から発表されたものと同じです。
また、モーター、パワーコントロールユニットなどの専用EVユニットもスバルと共同で企画しているとしていたことから、2021年にはトヨタとスバルの共同開発となる新型SUVが近々お披露目されることが期待されます。
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