小型車の勢力図変わる? トヨタに挑むスズキ、年末商戦が下剋上のきっかけなるか

購入時の気になる部分! 価格や燃費の差はいかに?

 両車の新車価格は、新型ソリオが151万5800円から214万8300円、新型ソリオバンディットが200万6400円から213万1800円。

 対するルーミーは、155万6500円から209万円と、全体的に見ればほぼ同等です。しかし、差が生まれているのは安全装備を搭載するグレードの価格です。

 アダプティブクルーズコントロールが搭載されているグレードの価格は、新型ソリオが「HYBRID MX」以上なので185万200円から、ルーミーは「カスタムG」以上なので191万4000円からとなっており、新型ソリオのほうが約5万円安いです。

 また、燃費性能ではWLTCモードで新型ソリオは17.8km/Lから19.6km/L、ルーミーは16.8km/Lから18.4km/Lという違いがあります。

スズキ新型「ソリオ」はさらに広くなった?
スズキ新型「ソリオ」はさらに広くなった?

 では、販売トップのルーミーをラインナップするトヨタの販売店は何を思っているのでしょうか。販売店スタッフは次のように話します。

「先日、スズキから新型ソリオが登場するということで、現在ルーミーを検討されているお客さまが、比較検討のため商談を一時中断するという例がありました。

 しかし、その人は『知り合いがルーミーに乗っているから安心できる』と、結局は購入を決断されました。

 たしかに、新型のソリオは強敵になるでしょう。しかし、ルーミーには既に売れているという実績がありますし、それは今後の販売にも繋がる心強い味方となってくれると思います」

※ ※ ※

 12月4日に発売された新型ソリオ/ソリオバンディット。ルーミーとの勢力図の変化が実際に数値上で見て取れるのは、2021年1月に公表される12月期の販売台数ランキングです。

 その際、年末商戦ならびにお正月セールと自動車業界においてはクルマが売れる時期ということもあり、今後、売れ筋ルーミーに新型ソリオ/ソリオバンディットがどこまで迫れるのか、注目されます。

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6件のコメント

  1. 車のあらゆる性能はソリオが勝ってます❗️ルーミ-が売れているのはトヨタというネイムバリューで売れているだけ‼️売れている車(販売数)が良い車だとは思わない方が良いと思う。

    • まさしく。エンジンの使用回転域が高いため室内がうるさい、同じ理由で燃費が悪い、排気量200ccの差はいろんな悪い方に顔を出します。両車を乗り比べてはっきり実感しました。買う前に皆さんもぜひご自分で体験してみて下さい。

  2. ルーミー買うとかバカの証拠
    性能段違い

  3. センターメーターってだけで もう欲しくない…
    何台かスズキの車乗ってきたがスズキの車はすぐに壊れるイメージが… なんかボロなんよなぁ…

    • ルーミーは実際にはダイハツでしょう。トヨタは販売網が広く、トヨタという名前で売れているだけです。トヨタが自社開発で売れている車は僅かです。スズキがすぐに壊れるなら会社が存続できませんよ。偏見です。私の知る限りそんな事は一度もありません。

    • ハスラー乗ってるけどどこも壊れる事なく来年で7年になりますわ

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