スズキ新型「ソリオ」発売! 軽「スペーシア」と比較するユーザーが多いワケとは
2020年12月4日にスズキの新型「ソリオ/ソリオバンディット」が発売されました。意外にも軽自動車のスペーシアと比較するユーザーも少なくないといいますが、どのような部分が比較対象なのでしょうか。
スズキ新型「ソリオ/ソリオバンディット」発売!
スズキは、同社でもっとも売れている小型車の「ソリオ/ソリオバンディット」を2020年12月4日に発売しました。
一方で軽自動車においては、「スペーシア」が高い人気を誇りますが、車格が異なる2台を比較するユーザーも少なくないといいます。
ソリオの歴史は、2000年発売の初代(ワゴンRソリオ)、2011年発売の2代目、2015年に発売した先代モデルと代を重ねてきました。
今回のフルモデルチェンジで、外観デザインを大きく変更。標準モデルとなる新型ソリオは、フード先端を上げ、厚みを増したフロントフェイスが特徴です。
また、新型ソリオバンディットは、細部までつくり込んだ立体感あるフロントグリルが強い存在感を演出しています。
ボディサイズでは、先代と比べて全長3790mm×(+80mm)、ソリオバンディットが全長3790mm(+70mm)、全幅も1645mm(+20mm)と拡大。
後席においては、ヘッドクリアランスは縦横各+5mm、ショルダールームも+20mmとなり、室内サイズでは室内長と室内幅はそのままながら、室内高を1365mm(+5mm)と広い室内空間を実現させました。
安全装備では、スズキの予防安全技術「セーフティサポート」を採用。なかでも、スズキ小型車初となる「ヘッドアップディスプレイ」と「全方位モニター」を搭載しています。
快適性では、スズキ軽自動車「スペーシア」などに採用されている「スリムサーキュレーター」をスズキ小型車に初採用しました。
パワートレインは、力強い走りと低燃費を両立させた1.2リッター直列4気筒エンジンを継続採用。
モーターアシストの有無が異なるガソリン車とマイルドハイブリッド車を設定しています(バンディットはハイブリッド車のみ)。
なかでも、マイルドハイブリッドでは、発電効率に優れたISG(モータ機能付発電機)により、減速時のエネルギーを利用して搭載バッテリーに充電。加速時にはその電力を活かしてエンジンをアシストすることで燃費向上を図っています。
スズキは、4代目となったソリオ/ソリオバンディットについて、次のようにコメントしています。
「開発にあたって大切にしたのは、お客さまや販売現場の声に耳を傾けて、先代ソリオへの評価と新型ソリオに期待する点を把握することです。
その結果、主にファミリーの方々から『後席を快適にしてほしい』『荷室を広くしてほしい』との声が聞こえてきました。一方で、安全装備への期待が非常に大きいこともわかりました。
そこで進化の方向性としては、後席の快適性や荷室の広さを向上させ、予防安全などの最新技術も積極的に投入するとともに、運転のしやすさや乗り心地、静粛性などの基本性能をいっそう磨き上げることにしました」
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また、発売後の反響について販売店は次のように話しています。
「ソリオが発表された後の週末には、多くの人が来店されました。新型ソリオ自体に関心を持たれている人が多いのはもちろんですが、意外にもスペーシアと比較検討される傾向も少なくないようです。
小型車と軽自動車という違いはあるにせよ、基本パッケージなどが似ていることから両車に関心を持たれるようです」
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