生産終わって再評価された!? ジワジワと価格が上がってきた車3選
現行モデルにはない高性能バージョンが高騰!?
●ホンダ「アコードユーロR」
ホンダの高性能モデルといえば「タイプR」ですが、現在、「NSX/インテグラ/シビック」と、すべてのタイプRがプレミア価格で取り引きされています。
一方、タイプRほどストイックではない高性能モデルとしては、2000年に初代が登場した「アコードユーロR」が挙げられ、現在、じわじわと相場が上がってきている状況です。
なかでもアコードで最後の高性能モデルである2002年発売の2代目ユーロRは、タマ数も少ない状況から、高値の個体が目立っています。
2代目ユーロRは220馬力を誇る2リッター直列4気筒DOHC i-VTECエンジンを搭載し、トランスミッションは6速MTのみで、フロントがダブルウイッシュボーン、リアがマルチリンクの足まわりも強化されるなど、高い動力性能と運動性能を獲得。
タイプRよりもマイルドな乗り心地であり、5名乗車で普段使いにも最適な高性能セダンというキャラクターと、以降のモデルでは高性能なMT車が設定されなかったこともあって、絶版となってから人気が出たようです。
現在、比較的低走行の個体で220万円前後、程度によっては250万円ほどの個体もあります。
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日本の中古車は海外に比べて程度が良いクルマが多いとされています。とくに高額なクルマほどオリジナルの状態を維持しており、メンテナンスもきちんと受けているということもあって、海外から注目されてきました。
なかでもターゲットとなったのが空冷エンジンを搭載したポルシェ「911」で、まだ中古車の価格が高騰していなかった5年ほど前に急激な円安が重なり、海外のバイヤーが大挙して買い付けに来日したといいます。
その後、世界的に空冷911の価格が高騰したことや円高に転じたことで、日本の中古911の流出は止まりましたが、もはや手軽に手が出せる価格ではありません。
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