スズキ新型「ソリオ」発表! 12月発売へ 5年ぶり全面刷新で打倒ルーミーなるか?

「スズキ小型車初」の装備も多数設定

 新型ソリオは、先代から引き続き標準モデルの「ソリオ」とカスタム仕様の「ソリオバンディット」の2モデルで構成されます。

 新型ソリオはフード先端を上げ、厚みを増したフロントフェイスが特徴。一方新型ソリオバンディットは、細部までつくり込んだ立体感あるフロントグリルが強い存在感を演出します。上下2段にデザインされたヘッドライトは、先代から継承されたデザインです。

 前述のとおり全長が拡大されたものの、最小回転半径は4.8mのままとし、優れた小回り性能を維持しました。

 内装は、角度をドライバーに向けることで視認性が向上したセンターメーターを採用し、9インチHDメモリーナビゲーションをメーカーオプション設定。

 USB電源ソケットをインパネ中央部に2個設置したほか、新設定の運転席アンダートレーをはじめ、収納も充実させました。ドアミラーの高さを15mm低くしたことで、ミラーによる死角も低減しています。

新型「ソリオ」の車内
新型「ソリオ」の車内

 荷室床面長は先代から100mm拡大され、荷室スペースを拡大。35Lサイズのスーツケースを5個積載しても、ゆとりある後席スペースを実現しました。

 搭載されるエンジンは最高出力91馬力の1.2リッター直列4気筒 で、最廉価グレード以外の全グレードにマイルドハイブリッドが組み合わされます。

 先進安全装備として、カラーのヘッドアップディスプレイをスズキ小型車として初採用。運転中の視線移動が少なくなり、安全運転に寄与するほか、必要に応じてさまざまな情報の割り込み表示をおこないます。

 また、駐車時の周囲の確認に役立つ「全方位モニター」のカメラ画像をデジタル伝送化(スズキ小型車初)し、鮮明な映像を表示することが可能となり、見えづらい場所の視界を確保することが可能となりました。

 さらに、前出のヘッドアップディスプレイや、夜間の歩行者検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」、全車速追従に対応したACCなどから構成される予防安全技術群「スズキセーフティサポート」も搭載されています。

 万が一の際に乗員を守る6エアバッグ(運転席助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)は全車標準装備です。

 快適装備としては、予約ロック機能が追加されたパワースライドドアや、スズキ小型車初となるスリムサーキュレーターが搭載されて空調の効率もアップました。

 乗り心地や静粛性向上の観点から、構造用接着剤を採用したほか、ルーフパネルとルーフメンバーの接合部に高減衰マスチックシーラーを採用することで、こもり音や雨音を軽減しています。

※ ※ ※

 全面刷新された新型ソリオ/ソリオバンディットの価格(消費税込)は、158万1800円から214万8300円です。小型トールワゴン市場のなかで、どれほどの存在感を見せることができるのか注目されます。

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3件のコメント

  1. ちゃんとハンドルの前にメーターを持ってくればHUDなんか要らんのに。目新しさよりも、まともな車作りをして欲しい。

  2. ソリオ、やっとデッサン整って良かった。このフェイスバランスで次期エブリイワゴンフルモデルチェンジで採用してほしい。
    実燃費が19km/L程度なのは残念なので買わない。
    トヨタヤリス並みの実燃費がほしい。
    スズキの気に入ってるところは燃費が良くてトルクがあって、安いところなのに、全部ハズレちゃった感じ(´-﹏-`;)

  3. デザインが足し算すぎる…

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