「ノアはちょうど良い!」 トヨタミニバン三兄弟のなかでの魅力とは

実際ノアに乗っている人は、どこが良くてどこがダメだと感じてる?

 では、ノアに乗っているオーナーは、どのような評価をしているのでしょうか。

 外観デザインは、2017年のマイナーチェンジによってフロントグリルがより大きな綿形状になったことで、その前後の評価が分かれています。

 マイナーチェンジ前では、「可もなく不可もなくといったところ」といった意見が多いようでしたが、マイナーチェンジ後では「フロントグリルが今までのノアのイメージを一新していてカッコ良くなった」「ヴォクシーはちょっとイカツすぎて選択肢に入らなかったんですが、ノアは十分満足なデザインです」と、これまでの無難なイメージから一新したデザインを好評価する声が多いようでした。

 内装は、「内装の雰囲気はちょっと古いけど許せる範囲」「シンプルイズベストなイメージでスッキリしている」「豪華っていうのではなくスマートって感じ」と、質感は高級ミニバンには劣るが、決して安っぽさがあるわけではないということもわかります。

トヨタ「ノア」の内装。評判は上々のようです。
トヨタ「ノア」の内装。評判は上々のようです。

 走行性能に関しては、「坂道などではアクセルを強めに踏まないといけないが街乗りは問題なし」「家族8人乗るとさすがに重さがあるが、それでもよく走る」と、ガソリン車の走行性能に関してもほとんど不満を感じない様子でした。

 一方、ハイブリッド車では「エンジン、モーターとも非力すぎて走りに余裕がありません」「加速などでエンジンが加わるとパワー不足を感じる」と、モーターのトルクはあるものの、燃費重視に味付けされたハイブリッド用エンジンの力不足を感じてしまうようです。

 ただし、乗心地に関しては、「フワフワした感じはなく乗り心地はしっかりしている」「軽快なハンドリングと高速走行でもしっかり踏ん張りが効いている」と、足回りの出来は好評価でした。

 実燃費は、ガソリン車が9km/Lから12km/L、ハイブリッド車が12km/Lから16km/Lと、カタログ燃費と比べるとかなり悪いようで、「燃費に関しては期待しない」との声もありました。

※ ※ ※

 オーナーの反応をみると、ノアの内外装のデザインについては無難にまとめられており、大きな不満があるといった声はありませんでした。

 一方で、重い車体のせいでエンジンのパワー不足を感じ、燃費性能に関して不満を抱く人が多いようです。

 2021年中頃にはフルモデルチェンジが噂されているものの、同時にノア/ヴォクシー/エスクァイアが統合される可能性も出ています。

 今後、どのような展開となるのか、注目されるモデルです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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