66%が加齢による不安を感じている!? 高齢ドライバーが免許を返納できない理由とは

月額定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイル株式会社は、クルマの運転をしている全国の70歳以上の男女1418人を対象に、運転免許の返納をテーマにインターネット調査を実施しました。

運転に不安があっても免許を返納できない状況

 高齢ドライバーによる重大事故が増えていることから、政府は2017年、道路交通法の改正により75歳以上の人には運転免許更新時に認知機能検査を義務づけ、本人からの申請により運転免許の取消しをする運転免許の自主返納について制度化するなど、高齢ドライバーによる事故を防ぐ取り組みがおこなわれています。

 しかし、自動車社会である地方都市では簡単に免許を返納できないのが現状です。そこで、カーリースの定額カルモくんを運営するナイル株式会社は、クルマの運転をしている全国の70歳以上の男女1418人を対象に、運転免許を返納する予定があるかどうかや、返納できる状況かどうかについてのインターネット調査をおこないました。

高齢ドライバーがクルマで出かけるイメージ
高齢ドライバーがクルマで出かけるイメージ

 まず、クルマを運転するのが不安になることはあるかどうかという質問をしたところ、「不安になることはない」という回答が過半数を占める一方で、40.6%の人は「不安になることがある」と回答しています。

 次に、運転時に不安になることがあると回答した人575人を対象に、運転をする際、どんなことに不安を感じるかを聞いたところ、「年齢・老化」という回答が65.7%を占める結果となりました。

 具体的には、「老化による反射神経・判断能力の低下」としては「高齢に伴う判断ミス、運転操作の勘違い」、「年を取るとともに、瞬時の判断力が鈍くなった」などで、「老化による集中力・注意力の低下」としては「長時間ドライブで集中力が続かないので危険を感じる」、「年齢による集中力の散漫」などの意見が多く見られます。

 また、「誤操作」としては、「アクセルとブレーキの踏み間違い」、「老化による運動神経・体力の低下」としては「運動神経が鈍くなっている」、「長距離運転がきつくなってきた」などの意見がありました。

 他には、「老化による急な体調不良」として「急にめまいがする時がある」、「急に体調が悪くなることが心配」や、「老化による感覚の変化」として「左右の間隔が鈍ってきた」、「クルマのスピードに目がついていかない」などの意見がありました。

「その他」の2.8%の回答のなかには、「対向車のライトが眩しい」、「周りの環境に対応することに不安を感じる」などの意見が見られました。

 そこで、いつかは免許を返納する予定かどうかを聞いたところ、71.7%の984人が「免許の返納予定がある」と回答。免許の返納は何をきっかけにおこなう予定かを聞いてみると、「運転に自信がない・不安がある時」の39.7%には、「うっかりミスが多くなったりして、運転に自信がなくなって運転が怖くなった時」や、「たびたびぶつけたり、違反で捕まったら」などの意見がありました。

「年齢」と答えた29.6%は、「遅くとも80歳頃には」や「満75歳の誕生日を迎えたとき」などと回答しています。そして、「免許更新時」の14.9%には、「次回更新時までに」や「あと1、2回更新したら」などの回答がありました。

「その他」には、「配偶者の健康状態による」や「仕事を辞めたら」、「近くにショッピングモールができたら」などと回答。このことから、実質運転ができなくなったら返納しよう、運転できるうちは運転しようと考えている人が多いことがわかりました。

 また、「免許の返納予定はない」と回答した389人に、なぜ免許の返納をしないのかを聞いたところ、「クルマが必要だから」という60.4%には、「仕事で必要だから」や「クルマがないと生活できない」などと回答。「運転が可能だから」の26.6%は、「まだまだ元気で体調の衰えがないから」や「まだ運転に支障がないから」などの答えが多く見られました。

「返納する理由が見当たらないから」の3.3%には、「限界が来たら運転しなければいいだけ」や「とくにメリットがない」などの回答がり、「その他」には、「運転が楽しい」や「身分証明書が無くなってしまう」、「自動運転が可能になるため」などと回答しています。

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