ホンダ新型「オデッセイ」押し出し感強めでも上品に! 進化のポイントは「独自性」
ホンダのミニバン「オデッセイ」がマイナーチェンジして発売されました。今回は内外装のデザイン変更や静粛性、乗り心地の追求、機能性の向上など、通常のマイナーチェンジではおこなわない部分まで改良されました。
通常のマイチェンでは手を入れないところまで改良した新型オデッセイ
ホンダの高級ミニバン「オデッセイ」がマイナーチェンジして、2020年11月6日に発売されました。
現行オデッセイは2013年に登場した5代目モデルで、超低床プラットフォームの乗用価値とユーティリティ価値をベースに、フラッグシップミニバンとしてのさらなる質感向上を目指しました。
新たな内外装のデザインや静粛性、乗り心地の追求、使い勝手やおもてなし機能など、通常のマイナーチェンジでは手を入れないような部分にまで改良が施されています。
外観デザインは、中国で販売されているワンランク上の「エリシオン」の骨格や塊感を取り入れながら、厚みのあるフードや押し出し感のある大型グリルで力強いデザインへと刷新しました。
薄型のLEDヘッドランプは、車両の内側から外側に流れるように点灯するシーケンシャルターンランプを内蔵するとともに、下部に二重のデイタイムランニングライトで目力の強さを表現。
また、細いメッキを上品にあしらうことで、威圧感を出さないようなデザインに仕上げています。
リアのデザインについても、存在感のあるシャープなメッキ加飾でワイドさを演出しました。
リアコンビランプもLED化し、上段にストップランプ、下段にシーケンシャルターンランプを配置。1本の太いラインと3本の細いラインが交差する、特徴的なデザインとしています。
内装は、乗員の目に入りやすいインパネを変更。横基調でシンプルなデザインへ変更されました。
ナビゲーションのモニターは現行モデルの7インチ(ディーラー装着ナビは9インチ)から、新型モデルでは10インチに大型化。メーターは2眼のコンビメーターを採用し、先進的なデザインへと刷新されました。
また、従来モデルでは収納が足りないというユーザーの要望を反映し、運転席側への格納式ドリンクホルダー追加やリッド付きインパネアッパーボックスを新たに設定するなど、室内の収納も使いやすく変更されています。
さらに汚れを簡単に拭き取れる表面加工を施した撥水撥油シート「FABTECT」を採用し、ファミリーでもストレスなく快適なドライブが楽しめるような配慮も加えられました。
ホンダのデザイン,大丈夫??