65年目の進化! トヨタ新型「クラウン」 15代目で起きた大変化とは?

トヨタは2020年11月2日にクラウンを一部改良して発売しました。歴代15代目にあたるモデルとなります。

視認性に優れた12.3インチワイドディスプレイを採用

 トヨタは、2020年11月2日に同社の高級セダン「クラウン」を一部改良して発売しました。クラウンは1955年に初代が発売され、現行モデルは歴代15代目にあたります。

一部改良を受けたトヨタ「クラウン」
一部改良を受けたトヨタ「クラウン」

 今回の一部改良は15代目のなかで2回目にあたるもので、改良されたポイントは本革シート採用グレードの拡大、12.3インチTFTタッチワイドディスプレイの採用、ホイールバリエーションの充実、予防安全装備の強化などです。

 ユーザーにとってわかりやすい変更点としては、インパネに設置されるディスプレイが従来の上下2画面タイプから、12.3インチの大型タイプに刷新されたことが挙げられます。

 従来、下段ディスプレイの両脇にエアコン送風口が配されていたものが、新型ではエアコン送風口が移動し、その分ディスプレイ幅を目一杯に拡大。視認性にも優れ、さらに先進的な雰囲気が演出されました。

 また、トヨタ初採用の安全装備として、「ドライバー異常時対応システム」や、レーダークルーズコントロールの「カーブ速度抑制機能」なども新搭載されています。

 それでは、ここでクイズです。

 2018年6月に登場した15代目クラウンについて、正しい記述はどれですか。

【1】パワートレインはすべてハイブリッドとなった

【2】ロイヤルサルーンとマジェスタの2タイプをラインナップする

【3】クラウンとして初めて6ライトウインドウを採用した

【4】クラウンとして初めてFF(前輪駆動)を採用した

※ ※ ※

 正解は、【3】のクラウンとして初めて6ライトウインドウを採用した、です。

 6ライトウインドウとは、前後ドアの窓に加えてCピラー部にも窓を配し、ボディの左右合計で6枚の窓があるデザインのことです。

 これに加えてCピラーも寝かされており、歴代クラウンのなかでもトップクラスにスポーティなクーペスタイルを実現しています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

●くるまマイスター検定 公式ウェブサイト

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4件のコメント

  1. 私は前期型に乗っていますが、内装悪くないと思います、時代がセダンから、ミニバン、SUVに時代なってきただけど、14代目クラウンが爆発的人気だった為、15代目クラウンが地味に感じるだけです。
    売りたいなら工夫だと思います。

  2. トヨタは利益はしっかり出せてるんだから、クラウンという車をもっと大事にしてほしい。なぜここまで不人気なのか、顧客の声をよく研究すればわかるはずです。

  3. MS135クラウンのような丁寧さが
    無いからな(笑)

  4. 今度はFRを捨ててESとカムリの姉妹になるかも?FFは車内空間の為じゃなくて電化を広く採用するが為に?
    クラウンてそこまでTOYOTAにしたら特別な車でなくなってるだけの話
    マイナーチェンジでは評判の低かった液晶画面が無駄に巨大化しただけでバランス悪いね
    SクラスやEクラスのように埋め込めないならCクラス程度にバランスを考えないとマイナーでは逆に悪影響が出てしまうかもね。
    最後のFRクラウンになるかもしれないな
    4WDも先代ガソリンに用いたi-fourからトルセン式に変わったのはHV用CVTの影響か?
    助手席側のトランスファーの張り出しは改善されたかな?

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