まさに高性能車ならではのアイテム! 迫力あるオーバーフェンダー車3選

ド迫力のフォルムで注目された究極の911とは!?

●ポルシェ「911 GT2」

空冷モデルの究極の進化形態といえる「993型 911 GT2」
空冷モデルの究極の進化形態といえる「993型 911 GT2」

 1964年に誕生した世界でもっとも有名なスポーツカーの1台、ポルシェ「911」は、現行モデルまで一貫して水平対向エンジンをリアに搭載し、リアタイヤを駆動するRRを継承しています。

 この911は初代から第4世代まで空冷エンジンを搭載しており、1994年に発売された最後の空冷モデルである「993型」は、進化の最終形態といえる性能を誇りました。

 この993型の頂点に立つモデルがル・マン24時間レースなどに参戦するために開発された「911 GT2」です。

 911 GT2はレーシングカーとしての性能を追い求めたモデルながら、公道走行可能な「911 GT2ストリート」が存在。

 搭載されたエンジンは3.6リッター空冷水平対向6気筒SOHCツインターボで、最高出力450馬力を発揮。スタンダードな「911ターボ」が4WDであったの対し、911 GT2は2WDでした。

 外観には、即レースに対応できるような大型のフロントスポイラー、リベット止めの前後オーバーフェンダー、サイドステップ、そしてエアインテークを備えた巨大なリアウイングを装備。

 迫力のあるフォルムは、後に911のカスタマイズスタイルに、多大な影響を与えました。

 ちなみに、現在、空冷モデルの911の中古車価格は異様なほど高騰していますが、生産台数が数十台といわれる911 GT2ストリートは、オークションでの落札価格が1億円以上となることもあります。

※ ※ ※

 後付けのオーバーフェンダーはいまもドレスアップアイテムとして存在しますが、10mm以上全幅が拡大される場合や、軽自動車から登録車、5ナンバーから3ナンバーに変更する必要がある場合は、構造変更の届け出義務が生じます。

 また、装着方法も両面テープなど簡単に外れる方法では認められておらず、ビスやリベット、溶接などによっておこなわなければなりません。

 ボディに穴を開けたり、フェンダーを切り取るケースもあるため、かなりハードルの高いカスタマイズですが、オーバーフェンダーが合法的に装着できるようになったのは、歓迎すべきではないでしょうか。

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