スズキ新型「ソリオ」全面刷新!? 人気コンパクトワゴンが11月に登場か
スズキの人気コンパクトトールワゴン「ソリオ」が11月にフルモデルチェンジするとの噂が出ています。普通車ではスズキで1番の売れ筋モデルですが、その真相はどうなのでしょうか。
全長拡大!? 安全装備は強化の予定!ユーザーの反応は?
スズキ「ソリオ」は、1997年登場の「ワゴンR」シリーズを前身とするコンパクトトールワゴンです。20年以上にわたって、同社の主力コンパクトカーとして販売されています。
そんなソリオですが、現行モデルは発売から5年以上が経過し、年内にフルモデルチェンジの噂が出ています。その真相はどうなっているのでしょうか。
現行ソリオは、2015年に登場した3代目です。ノーマルモデルと「ソリオバンディット」の2種類が用意されています
パワートレインは、2代目の後期型に採用した「デュアルジェットエンジン」を改良した、1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載。ガソリン車に加え、歴代初となるマイルドハイブリッド車を設定するとともに、2016年にはハイブリッド車も追加され、3種類のパワートレインをラインナップしました。
新開発した小型乗用車用のプラットフォームを初導入したほか、レイアウトは全面的に刷新され、剛性や衝突性能などを大幅に向上しながらも、先代より軽量化を達成しています。
発売後から売れ行きは好調で、普通車の新車販売台数ランキングでは、登場後の2016年から2019年まで20位以内をキープしており、年間で4万台以上をコンスタントに販売しています。
また、直近の2020年4月から9月も、17位(1万6542台)に位置しており、スズキの普通車ではトップの販売台数です。
そんなソリオのフルモデルチェンジについて、スズキ販売店スタッフは以下のように話します。
「11月中にはティザーとして情報公開がされ、12月に発売を予定しています。人気モデルとあって、すでにいくつかお問い合わせも頂いています。
変更点としては、フルモデルチェンジですのでデザインが一新するほか、ボディサイズでは全長が若干長くなり、おもに荷室スペースが広くなる予定です。
また、安全装備では、『アダプティブクルーズコントロール』が全車速に対応するほか、既存の装備はそれぞれ高性能化する予定です。
そのほかは、新型『ハスラー』で搭載されたHDディスプレイ搭載のメモリーナビゲーションなども採用されると聞いており、現状のスズキの最新装備がてんこ盛りされる予定です」
現行ソリオのボディサイズは、全長3710mm×全幅1625mm×全高1745mmとなっていますが、全長が長くなる点は注目でしょう。
では、現状のユーザーからの反応はどうでしょうか。前出とは別の販売店スタッフは以下のように話します。
「予想以上に多くの反応を頂いていますが、新型に関するものだけでなく、現行モデルの値引きについての問い合わせも多いです。
やはり、モデル末期となると値引きもより『柔軟に』対応できますので、ある意味狙い目といえる時期です」
新型モデルの発売は、現行モデルのラストスパートの時期でもあります。コロナ禍で新車の販売が落ち込むなか、この年末年始でどれだけ販売を伸ばすことができるでしょうか。
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