王者「アルファード」にどう戦う? 日産新型「エルグランド」 ウリはスポーティさ!? 両車の特徴は
日産は、2020年10月12日に高級ミニバン「エルグランド」をマイナーチェンジして発売しました。近年の高級ミニバン市場をけん引するトヨタ「アルファード」と、新型エルグランドには、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
新型エルグランドとアルファード、ボディの大きな違いは全高
日産は、2020年10月12日に高級ミニバン「エルグランド」をマイナーチェンジして発売しました。
1997年に初代モデルが発売されたエルグランドは、元祖高級ミニバンとして知られる一方、近年の高級ミニバン市場をけん引するモデルとしてトヨタ「アルファード」が存在します。
2台はいったいどのような違いがあるのか、比較していきます。
現行型エルグランドは2010年に発売されました。2014年にマイナーチェンジを受けており、今回のマイナーチェンジは2度目となります。
いずれのマイナーチェンジでも、ハイウェイスター系のグレードで顔つきが大きく変更されました。
一方、現行型アルファードは、兄弟車の「ヴェルファイア」とともに2015年に登場。2017年に一度マイナーチェンジを受けたほか、直近では2020年1月に一部改良を受け、スマホ連携機能が全車標準装備とされました。
それでは、新型エルグランドとアルファードそれぞれの特徴を、まずボディサイズ・外観から比較していきます。
新型エルグランドのボディサイズは全長4965-4975mm×全幅1850mm×全高1815mmで、一方アルファードのボディサイズは全長4945-4950mm×全幅1850mm×全高1935mm-1950mm。
全長は大差なく、全幅はまったく同じサイズとなる両車ですが、新型エルグランドの方が全高が低いことから、ワイド&ローな雰囲気が演出されています。低く構えられたスタイリングは非常にスポーティです。
しかし、高級ミニバンに求められることの多いデザインの迫力感という観点では、アルファードの方が有利といえるでしょう。
外観デザインをみると、両車ともに大型フロントグリルを採用し、迫力あるフロントフェイスといえますが、新型エルグランドは日産の共通デザイン「Vモーショングリル」を採用。日産ミニバンのフラッグシップモデルであることをアピール。
一方、アルファードはフロントグリルに車種独自のエンブレムを採用したほか、縦横に走るメッキパーツが高級感を演出。特別仕様車の「S“TYPE GOLD”」では、専用のゴールドエンブレム(通常はシルバー)が装着されるなど、より特別な外装パーツが採用されています。
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