中古なら100万円以下!? ちょっとスポーティなお買い得MT車5選

オープンやターボならMTで操る楽しさも倍増!

●マツダ「ロードスター」(3代目)

 1989年の登場以来、国産オープンカーの第一人者として安定した人気を誇っているのがマツダ「ロードスター」です。

 コンパクトボディの2シーターオープンカーで、クルマとの一体感を追求した走行性能は「人馬一体」といわれています。

マツダ「ロードスター」(3代目)
マツダ「ロードスター」(3代目)

 初代ロードスターは、1950年代から1960年代に流行したライトウェイトスポーツを、当時のマツダの既存車種のパーツを活用して蘇らせ、世界中で大ヒット。その後多くのメーカーが似たようなコンセプトでオープンカーを誕生させたほどです。

 1998年にフルモデルチェンジした2代目ロードスターは、安全基準の厳格化によってリトラクタブルヘッドライトが廃止されましたが、1.6リッター(または1.8リッター)エンジンなども変わらず、基本的にはキープコンセプトでした。

 そして2005年に大幅な進歩を果たした3代目へと生まれ変わります。

 初代から受け継ぐ「人馬一体」コンセプトはそのままながらプラットフォームから一新。全長3995mm×全幅1720mm×全高1245mmのワイドな3ナンバーボディを採用します。

 さらにエンジンは、170馬力(MT)を発揮する2リッターへと排気量をアップ。スポーツグレードである「RS」や豪華な「VS」グレードでは6速MTが用意されました。

 デザインは、初代っぽさを感じさせる楕円状のオーバルシェイプへと回帰し、強化されたエンジンや広げられたトレッドなど足回りの改良によって、さらにスポーティさを増しています。

 2015年に現行型となる4代目へフルモデルチェンジしましたが、初代から一貫して楽しさを追求したロードスターだけに、MT比率が高いのも特徴です。

 とくに中古車の場合、MT車から売れていく傾向があり、価格も比較的高めです。最終型でも5年以上経過している3代目なら50万円前後から選べますが、運転が楽しいモデルだけに、過走行ぎみの個体が多めなことは注意点です。

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●スバル「インプレッサ S-GT」(3代目)

 スバル「インプレッサ」と聞くと、世界ラリー選手権で活躍する「WRX STI」を連想するほど、インプレッサのスポーツイメージは強烈なものがあります。

 しかし「WRX」でなくても、スポーティに走れるグレードが存在します。

 1992年のデビュー当時、ボディはセダンと5ドアハッチバックでしたが、あえて「スポーツワゴン」の称号を与えられていました。

 2000年には2代目へとモデルチェンジ。しかし当時のスバルはブランドイメージ構築で迷走中。結果として2度も大幅なフェイスリフトを実施しましたが、中身は順調に進化していました。

 2007年に登場した3代目インプレッサは5ドアハッチバックをメインとし、セダンは1年遅れて登場。

 この3代目では、コンパクトさがウリだったインプレッサが3ナンバーサイズとなり、ハイパワーモデルのWRX STIも、それまでのセダンボディから5ドアハッチバックに変更されています。

 搭載されるエンジンは、自然吸気の1.5リッターエンジンおよび2リッターエンジン、さらに2リッターターボを用意。1.5リッターエンジンにFFも設定されていますが、それ以外はすべて4WDのみの設定になっています。

 もともとスポーティな特性のインプレッサですが、十分にパワフルな動力性能をお手頃な予算で堪能できるグレードとして「S-GT」があります。

 S-GTのボディサイズは、全長4415mm×全幅1740mm×全高1475mm。WRX STIに比べると全幅は55mm狭くなっています。

 搭載される2リッターターボエンジンは250馬力。WRX STIの308馬力には及びませんが、そのぶん扱いやすい性格でした。

 たとえるなら、WRX STIを、取り回しや日常での扱いやすいセッティングでマイルドに仕立てあげたグレードが2.0S-GTといえます。

 中古車市場では2007年から2008年の初期モデルであれば50万円以下で探せますが、MTモード付きとなった4速AT搭載が多く、MT車が少ないのが難点。

 インプレッサのターボモデルをMTに乗りたいユーザーが多いこともあり、希少なMTは中古車価格もATより20万円程度高い値がつくこともあります。

 それでもスバル伝統のボクサーターボをMTで操る楽しさは、ほかのモデルでは味わえない魅力があります。

※ ※ ※

 今の時代、あえてMTを選ぶのはかなりのクルマ好きともいえます。ただATのMTモードが進化したとはいえ、やはり実際のMTのダイレクト感は格別なものがあります。

 渋滞などではATのほうが快適ですが、そこをあえてMTで走らせるのは、所有した者のみが味わえる楽しさだといえます。

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