トヨタ高級モデル比較!? ハリアーとアルファードの客層に見る違いとは

個人利用では、年齢層や地域に差

 アルファードとハリアーのユーザー層は法人利用という点で大きく分かれましたが、個人利用ではどんな差があるのでしょうか。

 前出とは別のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。

「都心に近いか郊外かなど地域によって差があります。

 より都心部にお住まいの人は、少人数で利用することが多く取り回しやすいハリアー。少し離れると、戸建てで大人数乗車に向いているアルファード、といった印象です。

 また、若干ではありますが年齢層に差があるように感じます。アルファードは20代から50代、ハリアーは40代から60代といった印象です。

 アルファードの方がエントリーモデルからハイグレードまで価格差が大きいため、広い年齢層をカバーできているのではないでしょうか」

新型「ハリアー」と先代となる旧型「ハリアー」。そのデザイン性は一目瞭然で刷新されている
新型「ハリアー」と先代となる旧型「ハリアー」。そのデザイン性は一目瞭然で刷新されている

 両車のボディサイズでは、アルファードは全長4945mm-4950mm×全幅1850mm×全高1935mm-1950mm、ハリアーは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmとなっています。

 全幅こそ同等ですが、長さと高さに差があるため、道が狭く立体駐車場も多い都心部では取り回しに差が生じるでしょう。

 また、グレード間の価格帯では、アルファードは352万円から775万2000円と400万円以上の価格差があるのに対し、ハリアーは299万円から504万円と約200万円ほどの価格差に収まっています。

 価格による選択肢の広さという点で、購入する年齢層でも差がみられるようです。

※ ※ ※

 トヨタが誇る売れ筋高級志向車のアルファードとハリアーは、法人利用や年齢層、地域に差があるようでした。

 しかし、どちらも「今アツい」車種であることに変わりありません。2020年9月の販売台数では、アルファードは前年比160%、ハリアーは230.8%となっています。

 また、今後もアルファードは年末の決算期が、ハリアーはモデルチェンジで長期の納期待ちが解消しはじめ年末需要が増えるタイミングです。

 両車は、このままトップ10圏内を維持することができるのでしょうか。今後の動向に注目です。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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