ついに登場! ホンダ新型「シビックタイプR」約475万円で発売! 限定モデルは11月末に
新型コロナウイルスにより発売を延期していたホンダ「シビックタイプR」のマイナーチェンジモデルが2020年10月9日に発売。あわせてリミテッドエディションが11月30日に発売されます。
待ってたぞ! ホンダ「シビックタイプR」が発売!
ホンダは、シビックシリーズの「シビックタイプR」をマイナーモデルチェンジしました。
当初、2020年夏の発売を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響により発売を延期し、2020年10月9日に発売となりました。多くのファンが待ち望んでいたマイナーチェンジモデルはどのような進化を遂げているのでしょうか。

これまでの歴代タイプRは、標準モデルをベースに運動性能を高める改良が施されていましたが、2017年に登場した現行型ではベースとなる「シビックハッチバック」との同時開発により、普段使いも可能なタイプRへと生まれ変わっています
今回の改良ポイントは、スポーツカーとしての本質と操る喜びをさらに進化させるべく、これまでおこなってこなかった領域として、「サーキット性能」「一体感・ダイレクト感」「ドライビング空間」の進化といった部分の改良が施されました。
サーキット性能として、フロントグリルの開口面積を従来のモデルから大きくすることによる冷却性能の向上と、フロントバンパーエアスポイラーの形状変更などで従来モデル以上のダウンフォースレベルを実現。
また、2ピースフローティングディスクブレーキを採用することで、サーキット走行時のブレーキフィールを向上させました。これにより、安定したブレーキフィールを実現するとともに、バネ下の重量低減にも貢献しています。
ダイレクト感の進化では、アダプティブ・ダンパー・システム制御や、サスペンションブッシュ・ボールジョイントなどのきめ細やかなサスペンションのアップデートをおこない、コーナーアプローチからコーナーを抜けるまでの一連のハンドリング性能や、荒れた路面における接地性・制振性がさらに進化しています。
これにより、街乗りから高速クルージング・ワインディングやサーキット走行などのあらゆるシーンで、さらなる一体感とダイレクト感を実現しました。
ドライビング空間の進化では、ステアリングの表皮にアルカンターラを採用し、握りの質感とフィット感を向上させ、車両の挙動をよりダイレクトに感じられるようになりました。
またシフトノブをティアドロップ形状に変更することにより、ノブの傾きの優れた認識性と操作精度を実現し、ドライバーと車両の一体感をさらに進化させています。
今回のマイナーチェンジについて、シビックタイプRの開発責任者である柿沼秀樹氏は、次のように話します。
「2017年に登場した現行シビックタイプRは、誕生から3年の月日を立ち止まらず、スポーツカーとしての本質とドライビングプレジャーをさらに進化させるべく、これまでのタイプRのマイナーチェンジでは不可侵の領域まで足を踏み入れ、お客さまの期待を超える進化を目指しました」
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マイナーチェンジモデルでは、新たなボディカラーとして、「ポリッシュドメタル・メタリック(新色)」と「レーシングブルー・パール」を設定。シビックタイプRの価格(消費税込み)は、475万2000円です。





























