ロールス・ロイスでも贅沢ではない!? 新型「ゴースト」がジャパンプレミア

2009年の登場から10年余り、ロールス・ロイス史上もっとも生産台数の多い「ゴースト」がフルモデルチェンジし、その姿は2020年9月1日に公開されたばかりだが、はやくも日本で現車のお披露目がおこなわれた。

ゴーストのコンセプトは「ポスト・オピュレンス(脱贅沢)」

 2020年10月5日、ロールス・ロイス・モーター・カーズは、9月1日に世界初公開したロールス・ロイス新型「ゴースト」と「ゴースト・エクステンデッド」を日本で発表した。

ゴーストとすぐに分かり、さらに新規感も充分にあるフロントマスク
ゴーストとすぐに分かり、さらに新規感も充分にあるフロントマスク

 2009年に発売されたゴーストは、フラッグシップ・モデルの「ファントム」とはまったく異なるニューモデルとして、控え目でミニマルなスタイルのロールス・ロイスを求めていたカスタマーの間で共感を呼び、10年間の生産期間において、ロールス・ロイスの116年の歴史上でもっとも多くの販売台数を誇るモデルであった。

 ゴーストのカスタマーは主に実業界で大きな成功を収め、グローバルに仕事を展開する事業家や起業家で構成されており、ダイナミックで、静粛性と快適性に優れ、ミニマリズムを極めた新しいタイプのスーパー・ラグジュアリー・サルーンを求めているような人たちだ。

 新型ゴーストは、そうしたカスタマーの声に耳を傾け、ゼロからデザイン・開発・製作。新型ゴーストがグッドウッド生まれの初代ゴーストから受け継いだコンポーネントは、わずかにスピリット・オブ・エクスタシーとアンブレラだけである。

 ゴーストの日本国内向け発表会にあたり、ロールス・ロイス・モーター・カーズアジア太平洋のリージョナル・ディレクター、ポール・ハリスは次のように述べている。

「ゴーストは、この10年でロールス・ロイス・モーター・カーズが生産規模を拡大させ、工場と人材に投資し、現在のようなグローバルなラグジュアリー・ブランドとしての地位を獲得するにあたって極めて重要な役割を果たしました。

 先日、新型ゴーストの生産開始に合わせ、グッドウッド本社の工場が新型コロナによる生産体制縮小からフル稼働に移行いたしましたことを併せてご報告いたします。

 日本はロールス・ロイスにとって重要なマーケットであり、この不安定な状況下においても安定的な販売に大いに貢献しています。長年にわたりロールス・ロイスをサポートしてくださった日本国内のディーラー・パートナーとお客様に感謝を申し上げたいと思います」

 また、新型ゴーストについては、次のようにコメントしている。

「ゴーストは、美しく、ミニマルでありながらも極めて手間のかかった製品であり、お客様の要求に完璧に調和しているだけではなく、職人技を大事にする、そしてシンプルさを究極に訴求する日本の美的な価値観ともよくマッチしていると思います。また、今の時代にも調和する、本質を狙う製品だと私たちは考えています」

【画像】新型ロールス・ロイス「ゴースト」ジャパンプレミアに潜入!(31枚)

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