スバルの宝「水平対向エンジン」は他形式と何が違う？ さまざまなメリットとは
スバルは、世界で2社のみしか存在しない、乗用車用水平対向エンジンを製造する自動車メーカーのひとつです。
水平対向エンジンのメリットとは
2020年現在、クルマのエンジンに搭載されるエンジンの形式をシリンダーの配置によって分類すると、大きく「直列型」「V型」「水平対向型」（以下、それぞれ直列エンジン、V型エンジン、水平対向エンジン）の3タイプに分類されます。
このうち、水平対向エンジンを製造する国産自動車メーカーはスバルのみですが、いったいどのような車種に搭載されているのでしょうか。
エンジンにおけるシリンダーとは、燃料の爆発力を運動エネルギーに変換するピストンが内部で動く「円筒」を指します。
直列エンジンとV型エンジン、そして水平対向エンジンを具体的に説明すると、シリンダーを一列に配置したのが直列エンジンで、左右交互のV型にしたのがV型エンジン。
そしてクランクシャフト（往復運動を回転運動に変換する機構）を挟んでシリンダーを配置し、向かい合うピストンが互いの慣性力を打ち消し合うように動くのが、水平対向エンジンです。
ピストンの動きがボクサーの打ち合いのように見えることから、「ボクサーエンジン」とも呼ばれます。
水平対向エンジンには、低振動、低重心、軽量、高剛性、回転バランスが良いなどのメリットがありますが、世界の自動車メーカーのなかで現在水平対向エンジンを製造しているのは、日本のスバルとドイツのポルシェのみです。
それでは、ここで問題です。次に挙げる4台のスバル車のなかで、水平対向エンジンを搭載していないクルマはどれでしょうか。
【1】フォレスター
【2】BRZ
【3】XV
【4】ジャスティ
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水平対向は搭載の段階では普通のエンジンよりクランク軸の中心は高いので低重心じゃないよ、おまけにオルタネータなど電装品が高い位置にあるしね。
レオーネ時代はエンジンルームにスペアタイヤを格納するなど上部に空間がある時代ですら低重心の恩恵は無い。
スバルBOXERは特別低重心ではないとの考えはコメ主さんと同じ。ここ20年間レガシィ、インプ、フォレスターなど5台ほど乗り継いだが体感出来ることは無かった。他のエンジンと重心比較した記事なんてのも見たことないし。フロントオーバーハングの問題も然り、車体に搭載したときの前後バランスもやはり苦しい。その証拠にエンジンフードの材質をアルミ化したりしてるし。ただ、左右対称のレイアウトはメリット大。WRCでのジャンプシーンを見ると良く解る。空中で姿勢変化が無いのはスバル車だけ。水平対向EGなんて単体で見れば搭載する時技術的にもコスト的にもネガな部分の方が多いのは確か。
バランスならセカンドカーのサンバートラックのほうが良く感じる。だが、車としてはスバルシンメトリカルAWDはとても魅力的だ。
FFで考えた場合にもSUBARUの機構は縦置きなのでトルクステアを意識しないのも良いかと
近年では初代カローラⅡや２代目レジェンドなど、安全規準の骨格、剛性において横置きFFですら空間を確保しにくい時代ですからね
ボクサーディーゼルなんか片バンクの剛性不足とも聞いたことありますが、排ガス規制は言い逃れかな？
『ジャスティは、1894年から1994年まで～』
100年も走ってたんですか？修正された方が宜しいかと。
水平対向でも低重心で無いなら他のエンジンはどうなるのか…
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
いちいち記事の誤りを指摘しに参上してくんなよw
何時まで水平対向が低重心だと信じてるの？
他のエンジンに比較しても下手すりゃ重心低くないと私は思いますね。
ランエボなら明らかに水平対向より低重心じゃないですかね？
水平対向が故に配管の取り回しの都合でエンジン搭載位置も素人目にも高そうな気がしますがね
更にフロントオーバーハングが長い災いから曲がりにくいような気もしますが？
本当に低重心ならレオーネ時代にエンジン真上にスペアタイヤなんか設置しませんよね？
実際にISUZUアスカのSUBARUのOEM車をドライブしましたが少しも低重心だとは感じませんでした。
因みにFFでしたがSUBARUがAWDに拘る理由の一つは水平対向のFFのバランスの悪さを隠すためではないでしょうかね？