スバル新型「レヴォーグ」は気になる存在!? 初代オーナーが期待することとは?
2020年8月20日に予約受付が開始以来、話題になっているスバル新型「レヴォーグ」は、先行受注も好調だといいます。初代レヴォーグのオーナーは、新型レヴォーグについてどう思っているのか聞いてみました。
スバル新型レヴォーグは受注好調!? 納期はどうなる?
スバル新型「レヴォーグ」の先行予約の受付が2020年8月20日に開始されました。
発表は10月15日となり、9月末時点では車両価格などが公表されていませんが、それにもかかわらず受注は好調とのこと。いまからオーダーすると納車は2021年になるといわれているほど、人気を博しています。
大きな注目を集めている新型レヴォーグですが、なかでもその動向を気にかけているのは旧型となる初代レヴォーグのオーナーではないでしょうか。
そこで、初代レヴォーグとその前身の「レガシィツーリングワゴン」のオーナーに、新型レヴォーグについて聞いてみました。
「1.6GT アイサイト(2014年)」を所有するTさんは次のように話します。
「私のクルマはデビューしたての2014年式ですが、初代レヴォーグは1月に予約開始されたあと、詳細の発表は4月、そして実際の発売(納車)は6月からとタイムラグがありました。
最近のクルマはこういう販売方法が多いようですが、予約してから相当待たされたのはマイナス点だと思っています。新型レヴォーグも同じようなので、購入するつもりではいますが予約はしていません」
事前予約制は販売する台数や、グレードやオプション装備の人気をある程度把握でき生産計画を立てやすく、メーカーにとってメリットがある一方、予約してから発売まで長く待たされるユーザーにとっては、「待ちきれない」との声があがるのも確かです。
「初代レヴォーグはクルマ自体に関しては大きな不満はないのですが、燃費がカタログ数値ほど良くありませんでした。新型レヴォーグが搭載する新開発の1.8リッターターボエンジンは、どれぐらい燃費が向上するのか楽しみにしています」(Tさん)
初代レヴォーグの1.6GT アイサイトのデビュー当時のJC08燃費は17.4km/Lでしたが、2017年のマイナーチェンジで16.0km/Lへ変更。実用燃費の向上を目指しエンジン制御を最適化したとされていますが、カタログ燃費は逆に下がっていたのです。
新型レヴォーグでは、新開発の水平対向エンジン「CB18型」を初搭載。低回転、低負荷時にリーン燃焼することで燃費向上を目指したエコなエンジンとされています。
排気量は初代モデルの1.6リッターから1.8リッターに拡大されていますが、最高出力はわずか7馬力アップの177馬力。
しかし注目なのは、最大トルクが250Nmから300Nmと20%も向上しているうえに、その発生回転数が1800rpm-4800rpmから1600rpm-3600rpmに下げられていることです。
これはピークパワーよりも日常域での扱いやすさを重視したことが分かるスペックで、スムーズな運転がもたらす実燃費の改善を狙っています。
新型レヴォーグの公式サイトでは、社内測定値としてJC08モード燃費は16.6km/L(GTグレード)と公表するとともに、より実燃費に近いとされるWLTCモード燃費は13.7km/Lで、2リッター近い排気量のガソリンエンジンとしてはまずまず優秀な燃費だといえます。
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