バッテリーやタイヤのトラブルに注意! ドライブ前にチェックしたいポイントは?
行楽地へ出掛けたりしたときに、クルマにトラブルが発生してしまうとせっかくの楽しい思い出が台無しになってしまいます。クルマのトラブルを未然に防ぐには、どうしたらよいのでしょうか。日本最大級のロードサービスを誇るJAFに聞いてみました。
トラブルで多いのは「バッテリー」「タイヤ」「キーの閉じ込み」
ドライブをするのに快適なシーズンが到来し、ソーシャルディスタンスを保ちやすいクルマで出掛ける人も多いのではないでしょうか。
長距離のドライブをする際には、クルマの準備が必要です。秋に起こりがちなクルマのトラブルとは、どのようなことがあるのでしょうか。
JAFが公表している「救援要請」によると、2020年7月のクルマに関する出動要請は全国で17万554件でした。
そのうち一般道路での救援要請は16万5662件でしたが、例年と同じく「過放電バッテリー」「タイヤのパンク・バースト・空気圧不足」「落輪」「キー閉じ込み」が上位を占めています。
一般道路での救援要請は道路上でのトラブルや駐車場での不具合などが含まれており、走行中はもちろん、駐車している間に発生するトラブルも多いようです。
とくにバッテリーに関しては「過放電バッテリー」(29.91%)だけでなく「バッテリーの破損/劣化」(5.57%)を合わせると全体の35%以上にのぼります。
トラブルの3台に1台は、バッテリーの不具合が原因となっています。
次に多いのがタイヤに関するトラブルです。「タイヤのパンク・バースト・空気圧不足」は全体の20.45%。こちらは走行中に発生すると他車を巻き込む事故につながりやすいトラブルだといえます。
また最近はスマートキーが普及しており、「キー閉じ込み」での救援要請は減少傾向ではあるものの、全体の7.18%の割合で発生しているようです。
一方、高速道路での救援要請の上位は「タイヤのパンク・バースト・空気圧不足」が39.8%と圧倒的に多く、「燃料切れ」(10.51%)、「過放電バッテリー」(4.66%)、「発電機/充電回路」(2.29%)といったトラブルが続きます。
走行前のトラブルはバッテリー、走行中のトラブルはタイヤに起因することが多いようです。
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