スポーティモデルに注目! ホンダ新型「N-ONE」とスズキ「アルト」の意外な共通点とは
ホンダの軽自動車「N-ONE」が2020年秋にフルモデルチェンジして2代目モデルが発売されます。N-ONEのライバルといえるのがスズキ「アルト」です。両車には意外な共通点があるのですが、それはどんなところなのでしょうか。
個性派軽対決! ホンダ「N-ONE」vsスズキ「アルト」
ホンダの軽自動車「N-ONE」が2020年秋にフルモデルチェンジして2代目モデルが発売されます。フルモデルチェンジに先立ち、先行ウェブサイトが公開されました。
2012年に初代モデルが登場したN-ONEは、ホンダ初の市販軽乗用車として1967年に発売された「N360」をモチーフにしています。
N-ONEのライバルともいえるのが、スズキの軽自動車「アルト」です。アルトは、初代モデルが1979年に登場。40年もの長きに渡り、多くのユーザーに愛用されてきたロングセラーモデルです。
そんなN-ONEとアルトですが、両車にはいくつかの共通点があります。今回は新型N-ONEとアルトを比較してみます。
N-ONEは、人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小にという「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」を取り入れ、「これからの日本に新しい乗り物を提案したい」「長く愛されるクルマを提案したい」という想いを込め、新しいベーシックカーとして登場しました。
新型N-ONEは、タイムレスなエクステリアデザインを構成する「丸・四角・台形」を基本形とする点は従来モデルから変わりません。
N360をモチーフにした丸型ヘッドランプも健在ですが、軽初のLEDデイタイムランニングランプを採用するなど、最新の機能が取り入れられています。
対するアルトは、運転のしやすさや使い勝手の良さ、経済性の高さに加え、車両の輸送費用を含んだ自動車業界初の全国統一価格47万円という破格の価格設定で、1979年に初代モデルが登場。女性を中心として大ヒット商品となりました。
8代目となる現行モデルは2014年にフルモデルチェンジ。初代モデルへの回帰ともいえる、シンプルかつレトロなデザインとしながら、新開発のプラットフォームやパワートレインの高効率化、徹底した軽量化などをおこなって走行性能や燃費性能を高めています。
N-ONE、アルトともに、かつての偉大なモデルの思想やデザインを受け継ぎながら、時代に合わせて進化している点は同じです。
その一方で、アルトは8代続くロングセラーなのに対し、N360とN-ONEは歴史が直接つながっているわけではない点は異なっているといえます。
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