激レア3列SUV! トヨタ「ハイランダー」&スバル「アセント」を比較してみた!

一方のスバル「アセント」はどんなクルマ?

 アセントは、スバルが北米市場でファミリーユーザーに向けて新規開発した3列SUVです。2017年11月に米国ロサンゼルスオートショーで世界初公開されました。

 スバル車のラインナップで最大となるボディサイズは、全長4998mm×全幅1930mm×1819mmと、7名・8名乗車いずれの仕様でもゆとりのある室内空間を実現しています。

 SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用し高いボディ剛性で乗り心地を向上させ、振動騒音も抑えて快適な移動が可能です。

 アセントには、全車標準装備の運転支援システム「アイサイト」、2.4リッター4気筒水平対向直噴ターボエンジンとシンメトリカルAWD、SUVらしい走破性を高めるX-MODEを採用しています。

スバル最大のSUVとなる「アセント」。日本では並行輸入で購入することも可能。(写真はロッキーの取り扱い車両)
スバル最大のSUVとなる「アセント」。日本では並行輸入で購入することも可能。(写真はロッキーの取り扱い車両)

 外観デザインは、歴代スバルで最大のエンブレムを備えた大きなヘキサゴングリルと、それを強調するために細身とされたヘッドライト、ブリスターフェンダーのように張り出した印象を与えるフロントフェンダーなどで、押し出し感を強調しています。

 またルーフはボディ後方までフラットに伸びて、キャビンスペースの余裕を感じさせるルックスです。

 ロサンゼルスオートショーの際に、商品企画部プロジェクトゼネラルマネージャーの熊谷泰典氏は、次のように話していました。

「英語で“右肩上がり”という意味の車名のアセントは、100%北米の需要に応えるために開発しました。

 点数を付けるなら、ちょっと遠慮して95点というところですが、やれることは全てやり尽くしました。販社の人間と日本の開発陣がチームワークで作った自信作です」

 なお、アセント(2021年モデル)の価格は、3万2295ドルから4万5445ドルとなり日本円で約346万円から約487万円です。

※ ※ ※

 ハイランダーとアセントは、日本市場で販売される見込みは低いですが、3列シートSUVの成功例であるマツダ「CX-8」のように一定数の需要が見込めるため、導入を熱望する声も少なくありません。

 輸入ブランドのように限定何台という形でもいいので、日本市場でも販売してほしいものです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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