レクサスハイエース!? なぜ別ブランドのバッジに交換? ユーザー心理とは
エンブレム交換は色々要注意?
純正品や社外品で販売されているエンブレムですが、純正品以外の物に公開した場合、どのような部分に気をつけた方が良いのでしょうか。
首都圏のカー用品店スタッフは以下のように話します。
「まず形状ですが、一般的な平面のエンブレムなら問題はありません。
しかし、発光するものは色や点滅具合によっては、車検に通らないことや、道交法に抵触する可能性がありますので、注意が必要です」
最近では、LEDタイプの発光するエンブレムが販売されていますが、社外品のなかには赤色や点滅など、ウインカーやブレーキランプ、緊急車両などのパトランプと間違えられやすいものもあるといいます。
このような物を付けている場合は車検不合格となるか、警察官から注意(場合によれば違反対象)される可能性もあるのです。

また、かつての高級外車によく見られた『ボンネットマスコット』などと呼ばれる突起したエンブレムは、購入時から付いている車種以外は車検に通らない可能性もあります。
2001年に道路運送車両の保安基準等が改定された際、国際基準である「乗用車の外部突起(協定規則第26号)」が導入されたことで、規制が強化されました。
現在でも採用されているロールスロイスやメルセデス・ベンツの一部車種では、事故には倒れたり格納される仕組みとなっているため基準をクリアしていますが、そういった機能のないボンネットマスコットは原則禁止となっています。
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エンブレムの交換は、カスタマイズのひとつとして認知されているものの、一部では否定的な声もあるうえ、物によっては車検非対応や道路交通法違反となる可能性もあります。
また、最近のエンブレムではレーダーやカメラといったセンサー類が組み込まれていることもあり、そもそものエンブレム交換が出来ないものも増えているようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
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