2020年で生産終了!? 今年も続々「サヨナラ」するクルマ5選

ホンダは一気に3モデルも終了へ

●ホンダ「シビックセダン」

 ホンダを代表するモデルのひとつである「シビック」ですが、国内ではセダン/ハッチバック/タイプRという3タイプがラインナップされていました。

 なかでも、シビックセダンは、クーペのように流れるルーフラインが特徴的で、先進的かつ上質なフォルムが機能美を追求しています。もちろんセダンとしての実用性も高く、室内空間の広さはCセグメントでトップクラスを誇るともいわれています。

 また搭載する1.5リッターのVTECターボは、大トルクと高回転域まで気持ちよく吹け上がるエンジン特性をもち、力強い加速と高い静粛性を実現。

 しかし、シビックセダンは2020年1月にマイナーチェンジがおこなれたばかりにも関わらず、2020年8月で終了という急な展開を見せており、生産終了の経緯としてホンダは「選択と集中という流れのなかでの計画的な生産終了となります」と説明しています。

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2020年1月のマイナーチェンジから約半年で生産終了となるホンダ「シビックセダン」
2020年1月のマイナーチェンジから約半年で生産終了となるホンダ「シビックセダン」

●ホンダ「ジェイド」

 ホンダの「ジェイド」は、パワフルかつ上質な走りが特徴のステーションワゴン(一部ではミニバンと呼ぶ)として、2015年に発売された車種です。

 かつて一世を風靡した「ストリーム」の後継モデル的な立ち位置で、3列シートの6人乗りモデルと、後から追加された2列シートの5人乗りモデルがあります。

 スポーティでスタイリッシュな外観・大容量のラゲッジスペース・余裕のある足下のスペースや静粛性の高さなどがジェイドの特徴で、内装の質感も高いという特徴があります。

 現在のミニバンが、広い車内空間や乗降性のしやすさを追求し高い全高とスライドドアを特徴とするなか、1530mmというセダン並みの全高の低さやヒンジドアが特徴のジェイドは、個性あるモデルだったものの、販売台数は振るわず、2020年7月で生産が終了しています。

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※ ※ ※
 ホンダはほかにも、コンパクトセダンの「グレイス」が7月に生産終了となりました。

 クルマが生産を終了する事情はさまざまですが、どんな理由でも生産を終了するのは寂しく感じるものです。

 ただ生産が終了するからといって、クルマとしての出来が悪いというわけではありません。不人気車として販売を終えたモデルには希少性があり、欲しい人にとっては個性が際立つクルマとなることもあるでしょう。

 いずれにしても、生産を終了するモデルは新車での購入が出来なくなります。在庫車など選択肢は限られますが、新車で購入したい場合は早めにディーラーへ確認する必要がありそうです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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