700馬力以上ものパワーを誇るSUVがある!? 超ド級なハイパワーSUV5選
アメリカンスピリット満載の超絶ハイパワーなSUVとは
●ジープ「グランドチェロキー トラックホーク」
ジープブランドを有するFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は、これまで高性能モデルの「SRT」シリーズを手掛けてきました。
そのエンジニアたちが、「グランドチェロキー」の性能を極限まで追求し、誕生したモデルが「グランドチェロキー トラックホーク」です。
エンジンはスーパーチャージャーで加給された6.2リッターV型8気筒OHVエンジンを搭載し、最高出力はなんと710馬力を発揮。
それだけのパワーを受け止めるために足まわりが強化され、ホイールは20インチサイズ、サスペンションにはビルシュタイン製ダンパーを採用し、ブレーキシステムにはブレンボ製が与えられています。
「トラック」とは競技場、つまりサーキットを表し、その名のとおり内装もレースにインスパイアされており、大きくサイドサポートが張り出したスポーツシートが装着されるなど、従来のジープのイメージはありません。
全長4890mm×全幅1980mm×全高1800mmという堂々たる体躯を持ち、価格は1356万円です。
●レクサス「LX570」
今回紹介するなかでは唯一の日本車となるレクサス「LX570」。「ランドクルーザー200」譲りのタフさに加え、レクサスならではのクラフトマンシップによる上質な内装をあわせ持つことが特徴です。
レクサスのSUVラインアップ中ではフラッグシップとして君臨しており、価格は1135万円に設定されています。
LX570に搭載されるエンジンは5.7リッターV型8気筒で、最高出力は377馬力を発揮。ほかのモデルと比較するとパワーが低めなのは自然吸気だからですが、2000回転から最大トルクの約90%を発生させ、アクセルに対するエンジンの反応もリニアで、扱いやすい仕様となっています。
レクサスによれば「絹のように滑らかな回転と、心地よい静粛性を実現した」とのことで、これはブランドの性格によくマッチしているといえるでしょう。
全長は5080mm×全幅1980mm×全高1910mmというサイズは国産乗用車最大級で、8人乗り3列シート仕様も設定されています。
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ハイパワーなSUVを5台紹介しましたが、果たしてこれほどのパワーが必要なのかという疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
少なくとも日本の道では、これほどのパワーを発揮できる場所はありません。
どれもプレミアムなモデルばかりですから、価格も凄いことになっており、これらのモデルを買える人は間違いなく富裕層です。
そうした人たちにとって、斬新な見た目や豪華絢爛な内装だけでなく、スペックも重要ということなのでしょう。
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