スマホナビアプリを圧倒!? 最新カーナビの実力とは? フラッグシップモデル3選
パナソニックの「ストラーダ」、パイオニアの「サイバーナビ」、ケンウッドの「彩速ナビ」。カーナビゲーションで有名な3ブランドの最上位モデルを比較しました。
最新カーナビゲーションシステムの特徴とは?
カー用品の定番ともいえるカーナビゲーションシステムは、さまざまなメーカーが新製品を開発。スマートフォンのナビアプリが普及したいまでも、カー用品店には数多くの商品が並び、どれを選ぶべきか悩んでしまいます。
そこで、現行モデルのカーナビゲーションシステムのなかから、パナソニックの「ストラーダ」、パイオニアの「サイバーナビ」、ケンウッドの「彩速ナビ」をピックアップ。それぞれのフラッグシップモデルの特徴をみていきます。
●パナソニック「ストラーダ CN-F1X10BD」
「ストラーダ」のフラッグシップモデルとなる「CN-F1X10BD」は、ストラーダ史上、最上級の大画面・高画質を実現。ブルーレイや地デジを高精細なHD画質で楽しめることが特徴のモデルとなっています。
パナソニックの従来品(9V型)と同等のディスプレイユニットサイズに収まる狭額縁の10V型フローティング大画面が新たに開発され、10V型にも関わらず400車種以上に装着可能。
ディスプレイにはHDブリリアントブラックビジョンを採用し、表示解像度は従来比2.4倍に向上しました。HDMI入出力端子を装備したほか、ブルーレイの再生にも対応しています。
そして好評の左右スイング機能も搭載し、見やすさも良好。ハイレゾ音源の再生にも対応しています。
さらに、前後2カメラタイプのドライブレコーダー「CA-DR03TD」(別売)との連携にも対応し、走行中にカーナビ画面で後方の映像を確認できる機能や、バック時にリバース連動で後方の目視補助をおこなう機能を利用することも可能です。
スマートフォンとの連携機能としては、Android Autoや、スマートフォンで探した目的地をカーナビに転送できるアプリ「NaviCon」に対応したほか、カーナビと対話しながら目的地設定できる音声認識機能も備えました。
WEBダウンロード地図更新は最大3年分が付いてくるので、購入後も安心です。
●パイオニア「サイバーナビ AVIC-CQ910-DC」
パイオニアが展開する「サイバーナビ」の最上位機種が、「AVIC-CQ910-DC」です。
AVIC-CQ910-DCは、市販カーナビゲーションとして初めて車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応。
ネットワークスティックを接続して車内にWi-Fiスポットを構築することができ、高速データ通信が定額使い放題となります。
ウェブブラウザ機能を用いてYouTube動画を簡単に再生できる「ストリーミングビデオ」や、家庭用ブルーレイレコーダーの映像・録画コンテンツを遠隔再生できる「レコーダーアクセス」などの機能も用意されました。
ディスプレイに高精細HDパネルを採用し、HD解像度に対応したほか、コンソールにフィットする「フルフラットデザイン」を採用してすっきりとした見た目を実現。新インターフェースの採用により操作性と機能美を高めています。
また、ハイレゾ音源の再生や通常の音源をハイレゾ相当にアップグレードする「マスターサウンドリバイブ」機能も搭載されました。
さらに、ネットワーク接続環境下であれば、道路や施設などの地図情報をいつでも更新できる「自動地図更新」を新たに搭載。追加費用なく最新の道路/地点データ情報に更新できる無料バージョンアップは、最大3年分付きです。
●ケンウッド「彩速ナビ MDV-M907HDF」
ケンウッドの「MDV-M907HDF」は、同ブランドが展開する「彩速ナビ」の上位シリーズ「タイプM」でラインナップされる、9V型ディスプレイのフローティングモデルです。
高精細HD再生に対応したディスプレイは、独自の機構技術の採用によって、走行時の振動による不快なブレを大幅に低減したほか、HDMIの入力にも対応して、外部機器の映像をハイビジョン画質で再生することが可能となっています。
ハイレゾ音源フォーマットの再生に対応したほか、ハイレゾ音源をBluetooth接続で転送する高音質コーデック「LDAC」にも対応。ワイヤレスでもハイレゾ音源相当の高音質サウンドを車内で楽しめます。
スマートフォンとの連携機能としては、事前にスマートフォンで設定した目的地やドライブ計画、経由地ナビに転送できる「MapFanアシスト」や、インターネット上のさまざまなコンテンツと連携できるスマートフォン用アプリケーション「KENWOOD Drive Info.」に対応しています。
また、ナビ連携型前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN940」(別売)との連携にも対応したほか、フロント用マルチビュー車載カメラ「CMOS-320」、リア用マルチビュー車載カメラ「CMOS-C320」(いずれも別売)を接続すると、前・後方向の視認性が向上します。
「KENWOOD MapFan Club」の会費が1年間無料となる優待券を同梱し、期間中は無料で地図更新が可能です。
それぞれお幾ら万円するのかしら?
多少性能や精度が悪くても"最新の地図が無料"はスマホアプリで大きなポイントじゃないのかな?